光回線全20社集合住宅プランの月額を比較|実質月額BEST3

管理人taku
Webエンジニア

こんにちは、タクです。
今回は安くお得に使える光回線をお探しですね。これを探す際に大切なポイントはご存じの通り「コスト(実質料金)」と「パフォーマンス(通信速度)」。他にもいくつか意識しておきたいポイントがあります。詳しくは記事内にて。

1、光回線全20社集合住宅プランの月額を比較~実質月額BEST3[2024年4月]

こちらでは、光回線全20社の集合住宅プランの月額料金を比較をしています。現在の実質月額の安い順に分かりやすくランキング紹介していますのでご覧ください。

※⇒⇒光回線戸建てプランの料金比較はこちら

【▼ワード解説他】
・「契約料」=主に契約事務手数料。登録料。
・「月額」=1Gbps・ネットのみの基本月額料金。
・「実質月額」=(2年間の基本費用総額ー割引・キャッシュバック額)÷契約月数。2024年4月9日確認。
・「CB」=キャッシュバック。高額CBは3万円以上。
光回線月額
(契約料/工事費)
実質月額
/セット割他
rank
auひかり
月額3,740円
~4,510円

(3,300円/実質無料)
・月額は導入設備(タイプ)次第。
実質月額305~1,043円
・auスマートバリュー、自宅セット割
・設備導入済み物件のみ申込み可。
・auひかりの対応プロバイダは全8社。
・窓口により高額CBあり。
>>auひかり代理店の比較-takublo-net
rank
NURO光for
マンション
(6地方)
月額2,090円
~2,750円

(3,300円/実質無料)
・月額は建物内の利用者数次第。
実質月額1,487円
・おうち割光セット
・NURO設備導入済みマンションの方のみお申込み可。
・So-net提供の超高速2Gbps独自回線。
・CB25,000円。
rank
@nifty光
月額4,378円
(3,300円/実質無料)
・20か月間割引あり。
実質月額2,487円
・auスマートバリュー、自宅セット割
・@nifty提供の光コラボ。
・新生活応援キャンペーン-1年無料。
Softbank光月額4,180円
(3,300円/実質無料)
実質月額2,775円
・おうち割光セット
・yahoo!BBが提供する光コラボ。
・CB37,000円。
メガ・エッグ
(中国)
月額3,520円
(3,300円/実質無料)
実質月額2,824円
・auスマートバリュー、自宅セット割
・MEGA EGG(株エネルギア・コミュニケーションズ)提供の電力会社系光回線。中国電力。
・CB20,000円。月額割引もあり。
GMOとくとくBB光mini月額3,300円
(3,300円/実質無料)
実質月額3,229円
・セット割なし
・GMOとくとくBB提供の光コラボ。
・CB5,000円。
ドコモ光月額4,400円
(3,300円/無料)
・月額はプロバイダタイプA・2年契約。
実質月額3,252円
・ドコモ光セット割
・全23プロバイダが提供する光コラボ。
・CB25,000円。
コミュファ光
(東海)
月額4,070円
(770円/無料※)
※工事費は通常27,500円。スタート割(2年契約)・安心サポートplus同時申込みで無料。
・月額は1年間割引あり。
実質月額3,292円
・auスマートバリュー、自宅セット割
・コミュファ(中部テレコミュニケーション株-ctc)提供の電力会社系光回線。中部電力。
・CB20,000円。
BBIQ
(九州)
月額4,510円~
(880円/実質無料)
・月額は1年間割引あり。
実質月額3,350円
・auスマートバリュー、自宅セット割、QTモバイルセット割
・BBIQ(株QTNet)提供の電力会社系光回線。九州電力。
・初年度大幅割引あり。
Biglobe光月額4,378円
(3,300円/実質無料)
実質月額3,358円
・auスマートバリュー、自宅セット割、biglobeモバイル
・Biglobe提供の光コラボ。
・CB40,000円または1年間月額割引あり。
ピカラ光
(四国)
月額3,740円
(無料/無料)
・月額はステップ2コース。
実質月額3,428円
・auスマートバリュー、自宅セット割、ピカラモバイル
・株STNet提供の電力会社系光回線。四国電力。
・最大2か月無料。さらに25,000円分のPayPay他電子マネーをプレゼント。
eo光
(関西)
月額3,876円~
(3,300円/無料)
・月額は導入タイプ次第。
実質月額3,445円
・auスマートバリュー、自宅セット割、mineoセット割
・eo(株オプテージ)提供の電力会社系光回線。関西電力。
・eo暮らしスタート割により2年間月額550円割引。CBなし。
So-net光
S/M/L
S:月額3,400円(永年)
M:月額3,520円(2年間)
L:月額4,620円(2年間)

(3,500円/実質無料)
・Mは3年目以降月額4,895円。Lは3年目以降月額5,995円。
実質月額3,545円
・NUROモバイルセット割
・So-net提供の光コラボ。S(専用帯域)、M(標準帯域)、L(広帯域)プランを切り替えながら利用可。
・CBなし。
excite.MEC光月額3,850円~
(無料/無料)
・キャンペーンにより1年間月額3,355円他。
実質月額3,603円
・セット割なし
・BB.エキサイト提供の光コラボ。
・CBなし。
GMOとくとくBB光月額3,773円
(3,300円/実質無料)
実質月額3,702円
・セット割なし
・GMOとくとくBB提供の光コラボ。
・CB5,000円。
おてがる光月額3,608円
(3,300円/実質無料)
・別途IPv6オプション(165円)あり。推奨。
実質月額3,910円
・セット割なし
・株)エクスゲート提供の光コラボ。
・CBなし。
NURO光
(6地方)
月額5,200円
(3,300円/実質無料)
実質月額4,041円
・おうち割光セット、NUROモバイルセット割
・NURO設備未導入かつ39戸以下の集合住宅の方がお申込み可。
・So-netが提供する超高速2Gbps独自回線。
・CB45,000円。
楽天ひかり月額4,180円
(800円/22,000円分割)
・楽天モバイルと併用で半年間楽天ひかりが月額無料。
実質月額4,085円
・楽天ブロードバンドが提供する光コラボ。
・楽天モバイルとの併用で半年間月額無料。
J:COM
NET
月額5,258円
(3,080円/無料)
・月額は地域で違う。九州福岡の一例。割引により半年間は月額1,900円。
実質月額4,547円~
・auスマートバリュー、自宅セット割、J:COMモバイル
 (26歳以下)
・KDDIの子会社J:COM提供のケーブルテレビ回線。
・初年度大幅割引あり。半年間は実質月額900円。
フレッツ光
(企業向け)
月額3,135
+550円~

(880円/22,000円分割)
・月額は光はじめ割適用時。プロバイダ料550円~
・実質月額はプロバイダによる。
・セット割なし
・NTT東西提供の光回線。以前は国内トップシェアを持った。現在は主に企業向け回線。個人の方にはより低料金でお得な特典も付いてくる光コラボ各種がおすすめ。

【▼モバイルセット割他について】
●auスマートバリュー・・・セット利用でauスマホが毎月550円 or 1,100円割引。
●ドコモセット割・・・セット利用でドコモスマホが毎月550円 or 1,100円割引。
●おうち割光セット・・・セット利用でソフトバンクスマホが毎月550円 or 1,100円割引。
●自宅セット割・・・セット利用でUQスマホが毎月最大858円割引。
●NUROモバイルセット割・・・セット利用でNUROモバイルが1年無料~。
(各種セット割には対象外スマホプランがあります。)
●光コラボ・・・光コラボレーション。NTT提供のフレッツ光を各プロバイダ事業者が借り受けて提供する光回線のこと。

2、[コスパ]安い光回線の選び方3つのポイント~集合住宅編

ここではコスパで光回線を選ぶ際に大切な3つのポイントについて解説していきます。

1、[コスト]実質月額が安いところを選ぶ

安くてお得な光回線選びは実質的な料金で比較して考えるのがおすすめです。ここでは毎月のコストとして比較的実感しやすい「実質月額」で考えてみます。

実質月額とは、契約期間内にかかる費用総額(主に契約料・工事費・基本月額の契約月数分の合計額)からキャンペーン等による割引・キャッシュバック等のマイナス額を引いたものを契約月数で割って算出するものです。

ちなみに光回線集合住宅タイプの基本月額の相場は、一般に月額4,000~4,500円程とされています。

ただし集合住宅の場合一般的な月額相場は上記となっているものの、NURO光forマンション(月額2,090円~)やJCOM in my Room(月額が無料~〇%OFF)など相場を大きく外れるものも一部あります。

▼マンション実質月額が比較的安いところ

auひかり、NURO光forマンション、@nifty光、ソフトバンク光、メガエッグ、GMOとくとくBB光mini、コミュファ光、JCOM(J:COM InMyRoom)など

2、[パフォーマンス]用途に適した通信速度の回線を選ぶ

次は通信速度です。せっかく安くてお得そうな光回線を契約してもご利用用途によっては充分なパフォーマンスとならず、不便・不満を感じてしまうことになります。例えば再生中の動画が度々止まったり、データのダウンロードに時間がかかりすぎたりなど。いくら安くてもそれでは困りますよね。ネットもやはり安物買いの銭失いは存在します。

光回線はご自身のネット用途に適した通信速度(実効速度)の回線を選ぶのが利便性の上で大切です。下記「光回線の用途別快適な下り実効速度」をご参考に。

光回線のマンションタイプは戸建てタイプの最大1Gbpsや最大10Gbpsのプランだけでなく、回線によっては最大100Mbpsなど遅めのプランも多く存在しています(下記通信方式によるもの)。例えばauひかり、コミュファ光、eo光等です。

光回線の戸建てタイプに使われる通信方式は基本的に光ファイバーだけで伝送する「光配線方式(最大1Gbps)」です。しかしその一方で、マンションタイプに使われているのはこの方式に加え、光ファイバーと電話回線を併用した「VDSL方式(最大100Mbps)」、光ファイバーとLANケーブルを併用した「LAN方式(最大100Mbps)」もあります。

各種光回線のマンションタイプは基本的にすでに導入済みの回線設備を使うため、お申し込み前から利用可能か否かや申し込めるタイプ・方式などは決まっています。そのため、例え希望するタイプを選択して光回線を申し込んでもタイプ変更になったり申込み不可として断られてしまう場合もあるのです。

ただし、回線によっては公式HPでお住まいの住所を入力して出る一覧表示からお住まいの建物名を選択することで導入されているタイプ・方式などを事前に調べることができます。例えばauひかりやeo光のマンションタイプなどはそれで調べられます。

【▼光回線の用途別快適な下り実効速度】
  • SNS/Webサイト閲覧・・・1~10Mbps(高画質画像や動画の送受信には10Mbps以上推奨)
  • 動画視聴(標準画質)・・・1Mbps
  • 動画視聴(高画質HD)・・・3Mbps

  • (こちらのラインより上は最大100Mbps光回線でも充分問題ありません。一方下は充分なパフォーマンス維持のために最大1Gbpsもしくはそれ以上の光回線がおすすめです。)

  • 動画視聴(4K、ひかりTV他)・・・20Mbps
  • Web会議・・・30Mbps
  • オンラインゲーム・・・30~100Mbps※
※オンラインゲームを快適にプレイする為には光回線の通信速度の他にPing値も重要になります。
▼5G~10Gbpsプランのある光回線

auひかり(5・10Gプランは関東のみ)、NURO光、コミュファ光、eo光、PIKARA光、メガ・エッグ、BBIQ、ソフトバンク光、ドコモ光、GMOとくとくBB光、ビッグローブ光、@nifty光、おてがる光、J;COM

(5G~10Gbpsプラン非対応の光回線・・・楽天ひかり、So-net光、DTI光、一部プロバイダのドコモ光など。)

3、[乗り換え]違約金・工事費残債を負担してくれるところを選ぶ

光回線を契約期間内に解約すると違約金や工事費残債等が発生する場合があります。違約金のほうは現在法律により、2022年7月契約分以降はどこも当該サービスの月額ひと月分が上限となっています。

一方、工事費残債は回線の種類や解約時点でどのくらい支払い済かによりますが、万単位の高額残債を一括支払いしなければならないケースも少なくありません。人によってはかなりの痛手となってしまうのではないでしょうか。

しかし、光回線の中には新規契約したのちにこうした他社回線解約時の違約金等をキャッシュバックしてくれるところがいくつかあります。「乗り換えサポート」キャンペーンなど。

光回線を乗り換える際に上記のような解約コストがかかる場合、新しい乗り換え先にはこうしたキャンペーンを実施しているところを選ぶのがコスパ上おすすめです。

▼乗り換えサポートキャンペーンを実施している光回線

NURO光、GMOとくとくBB光(mini含む)、eo光、コミュファ光、auひかり、ソフトバンク光

(上記のうち、工事費残債も還元してくれるのは初めの3回線のみです。)

3、その他選ぶポイント

【プロバイダ(ISP)で選ぶ】

光回線の中には対応プロバイダが1つではないものもいくつかあります。主にはauひかり、ドコモ光、コミュファ光(プロバイダ選択型)の3回線です。それらの光回線を申し込む場合、どこのプロバイダにするかをユーザーが選択できます。

同じ回線でもプロバイダのサイトから申し込んだ場合は無論そのプロバイダを選択したことになりますし、代理店サイトから申し込んだ場合は対応プロバイダの中から1つを選ぶことになります。

選ぶプロバイダにより受けられるサービスや特典は大きく異なります。

おすすめ記事⇒⇒プロバイダの光回線シェアランキング|サービス比較表-takublo-net

【モバイルセット割の対象回線を選ぶ】

モバイルセット割はお使いのスマホと対象の光回線他をセット利用することで、毎月のスマホ料金が550~1,100円割引されるサービスです。ご家族も適用可(条件あり)。3大携帯キャリアほか複数の格安SIMでも実施されています。例えばKDDIのauスマートバリューやNTTドコモのドコモセット割など。

しかし、以前より最大割引額が減ったこと(以前は最大2,200円割引だった)、一定額以上の月額スマホプランにしか適用されないことなどを踏まえると、格安のモバイルサービスが多く出てきた現在ではそれほどお得とは言えなくなりました。一人暮らしの方など単体適用だとなおさらです。

結論、モバイルセット割は使えるに越したことはありませんが、そこまでこだわる必要もありません。光回線の月額割引などと同様に「実質月額」を決める要素の1つとして考え、算出された実質月額がより安い光回線を選ぶのが結局はおすすめとなります。

4、おわりに

一般に光回線の集合住宅プランは回線設備を同一建物内のユーザー同士が一部共有するため、月額料金は戸建てプランに比べて安く設定されています。

せっかく集合住宅にお住まいで速度が同じならば、明らかに安く利用できる集合住宅プランでのお申し込みをしたいものですよね。しかし建物によってはまだ設備未導入だったりでそれができず、止むなく戸建てプランで申し込まざるを得ないケースもよくあります。そうなると高いっ!w

キャンペーンも含めできるだけ安くお得に利用できる集合住宅プランで申し込み可能な光回線を見つけるために、本記事が少しでもあなたのお役に立てば幸いです。

では今回はこの辺で。

お読みいただきありがとうございました☺