【必須】光回線選びで後悔しない為に知っておきたい4つのポイント

2021年5月23日

1、【必須】光回線選びで後悔しない為に知っておきたい4つのポイント

光回線

ここでは快適かつお得な光回線サービスを選ぶために最低限知っておきたい4つのポイントについて解説します。

1、大手携帯電話会社が実施するお得なセット割について

まず1点目は大手携帯キャリアが実施するセット割についてです。大手携帯電話会社の携帯電話を対象プランでご利用中の場合、光回線とのセット割が適用されます。この各社のセット割はお得なのでなるべく利用したいサービスです。下記よりセット割適用可能な光回線が確認できます。

・・・KDDIのセット割auスマートバリューが適用される光回線は、自社回線であるauひかりの他に各地域の電気通信事業者が提供する光回線やいくつかの光コラボレーション、各地のケーブルテレビ回線など多数に渡ります。詳細は上記一覧ページをご確認ください。

・・・ソフトバンクのセット割おうち割光セットが適用される光回線は、主にソフトバンク光・ソフトバンクAir、NURO光の3種類です。ADSLもあります。詳細は上記一覧ページをご確認ください。

  • 「ドコモセット割」が適用される光回線はドコモ光のみです。

2、各種光回線が実施する乗り換えサポート(乗り換えの場合のみ)

2点目は乗り換えサポートについてです。現在利用中の光回線から更新月以外に他社回線へ乗り換える方には、通常必ず解約違約金が発生しますね。

金額は回線の種類や解約時期によりさまざまですが、多くの場合1万円以上はかかってきますので、できるなら払いたくないお金という認識の方がほとんどかと思います。

そうした方には支払った解約違約金の分をのちに還元(キャッシュバック)してもらえる乗り換えサポート(回線により名称さまざまあり)を実施している光回線がおすすめです。ただ、この乗り換えサポート自体は実は多くの光回線で実施しています。

しかも代理店ではなく、大抵は回線元が「回線公式キャンペーン」として年中やっていますので、どこから申し込んでも適用条件さえ満たしていれば適用されます。

ただ、各回線により還元時期や還元方法、上限額や対象となる費用等に違いがありますので、キャンペーンご利用の際はお申込み前にそうした点を必ずご確認くださいね。

3、光コラボの場合、接続方式を必ず確認する。

3点目は主に光コラボにおける接続方式についてです。フレッツ光や光コラボをご検討ならば必ず、「IPoE、IPv6」「IPv4 over IPv6」接続方式、もしくはv6プラスに対応したサービスを選ぶことが大切です。

NTTフレッツ網とプロバイダとの接続方式は「PPPoE」と「IPoE」の2種類があります。「PPPoE」は従来から使われてきた接続方式で、NTTフレッツ網の中の混雑ポイントとされる網終端装置を中継して通信します。ゆえに通信速度が遅くなりやすい特徴があります。

対して「IPoE」は新しい接続方式で、同じNTTフレッツ網の中で網終端装置を中継せずに通信を行うことができます。これにより通信速度が遅くなることなく、比較的安定した高速通信を可能とします。

また、従来のIPアドレスの割り振りを採用した今や枯渇状態にあるIPv4ではなく、新しいIPv6に対応していることも大切なポイントです。また、IPv6にのみ対応している状態だとIPv4にのみ対応したWebサイトに接続できない問題が発生してしまいます。

この問題解決のためには「IPoE、IPv6」に対応しているだけでなく、「IPv4 over IPv6」という接続技術にも対応した回線を選ぶことが大切です。

ちなみに「v6プラス」対応という表記があればそれだけでもOKです。「v6プラス」というのは「IPv4 over IPv6」のことを示すプロバイダが提供する通信サービス名です。このサービスにより、IPv4とIPv6の両方に対応したWebサイトにIPoE接続できることを意味します。

4、超高速光回線の場合、対応機器を使っているか否かを確認する

最後に4点目。超高速光回線の利用における各使用機器の対応状況です。速くて快適なインターネット環境を得るためには、10ギガ・5ギガといった単に速度規格の速い光回線を契約するだけでは問題が起こる可能性があります。

ご利用のパソコンやONU機器、無線LANルーター(有線接続の場合はLANケーブルも)等の端末に搭載されている通信規格が光回線の速度規格に対応したものである必要があります。

そうしなければせっかく下り最大10Gbpsの超高速光回線を契約して開通できたとしても、利用する機器やケーブルが古くて対応していなければ、実際に出る通信速度は下り最大1Gbps回線利用時と変わらないという残念な状態になってしまいます。

【▼10Gbps光回線を最大限活用するためにほしい対応機器とスペック】
  • パソコン、WiFiルーター、ONU機器等については、無線LANを使う場合はIEEE802.11ax(Wi-Fi6)対応のものを使う。それが無理なら1段階下のIEEE802.11ac(Wi-Fi5)対応のものを使う。LANケーブルを使って有線接続する場合は、LANポートが10GBASE-Tに対応していること。
  • スイッチングハブは10GBASE-T対応のものを使う(WiFiルーターだけでは賄えないほどに複数の端末機器を有線接続したい場合に必要)。
  • LANケーブルはカテゴリ6a以降のものを使う。

2、後悔しない光回線選びポイントまとめ

これからの時代の快適かつお得な光回線選びで後悔しない為に必ず意識しておきたいポイントを下記にまとめます。

  1. 大手携帯電話会社等が実施するお得なセット割。
  2. 乗り換えの場合、各種光回線が実施する乗り換えサポート。
  3. 光コラボの場合、接続方式を必ず確認する。
  4. 超高速光回線の場合、対応機器を使っているか否かを確認する。

セット割は多くのサイトで言われていることなので大抵のユーザーは意識できていることですが、乗り換えサポートは意外と見落とす方が多いので気を付けておくと良いでしょう。

フレッツ光や光コラボならば必ず「IPoE、IPv6」「IPv4 over IPv6」に対応したサービスを選ぶこと。フレッツ光や光コラボ以外の光回線なら必ず「IPv6」に対応した光回線サービスを選ぶことが大切です。

最後に5Gや10G等の超高速光回線を利用する場合は、必ずパソコン、ルーター、ONU機器、LANケーブル等がその通信速度に対応しているかを必ず確認しておきましょう。

以上です。最後までお読みいただきありがとうございました!