[戸建て向け]光回線格安ランキング全19社2024年|実質コストが安いのはココ

タク
ITエンジニア

こんにちは、ITマニアのタクです。
今回は戸建て向け安く使える光回線のランキング紹介です。初回契約期間の「実質月額」で比較するのが最も確実で分かりやすいですが、契約更新して長期利用したい方には「基本月額」の安さも外せません。後者はバランスですね。

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■[戸建て向け]光回線おすすめキャンペーンBEST3[2024年10月]
1【戸建て向け】J:COM NET光10ギガ半年間実質月額0円キャンペーン
2【戸建て向け】eo光シンプルプラン10ギガ1年間月額500円キャンペーン
3【戸建て向け】コミュファ光ホーム1ギガ1年間月額980円キャンペーン

1、[戸建て向け]光回線格安ランキング全19社[2024年10月]

ここでは光回線おすすめ19社戸建て向け看板プランにおける初回契約期間内の実質月額が安い順にランキング紹介しています。順位記載はBEST8まで。なお、割引やキャッシュバックがないもしくは金額が低い回線の場合、実質月額≒基本月額としています。

【▼比較表の注意点他】
・「契約料」=契約事務手数料。登録料。
・「CB」=キャッシュバック。
・回線別にお得なプランの実質月額例を算出しています。
光回線
(通信速度)
ホーム1G基本月額
(契約料/工事費)
キャンペーン・プラン
rank
1,コミュファ光
東海
(30M,1G,10G)
月額5,170円
(770円/27,500円)
・契約料と工事費は条件付きで無料。
コミュファ
【注目】1年間月額980円キャンペーン実施中。下記一例
 ●ホーム1Gネットのみ・・・1年間月額980円。
 ●ホーム10Gネットのみ・・・1年間月額1,750円。
 ●ホーム1Gネット+Netflix・・・1年間月額2,415円。
●コミュファ光は東海の電力会社系光回線
●コミュファがプロバイダとなるプロバイダ一体型プラン(推奨)と、他社がプロバイダとなるプロバイダ選択型プランに分かれる
●その他・・・最大3万円キャッシュバック、55,000円還元キャンペーン、Web限定キャッシュバックキャンペーン3、光乗り換えキャンペーン、オプション加入キャンペーン、auスマートバリュー、自宅セット割(UQ)など。併用不可なものあり
▼コミュファ光の実質月額例(キャンペーン適用)
(月980円×12カ月-CB3,000円+月5,170円×12カ月)÷24カ月
=月2.950円


rank
2,auひかり
(1G,5G,10G)
月額5,610円
(3,300円/実質無料)
・ずっとギガ得プラン(3年契約)。3年目まで年110円ずつ安くなる。
auひかり
【注目】最大7.2~9.3万円キャッシュバック実施中。金額は窓口次第
●auひかりは8プロバイダが提供するKDDIの独自回線
●5G,10Gは関東限定
●その他・・・乗り換えスタートサポート(違約金最大5万円還元)、初期費用相当額割引(工事費実質無料)、初月無料、auスマートバリュー、UQの自宅セット割
▼auひかりの実質月額例(GMOとくとくBBのケース)
(契約3,300円+月5,610円×11カ月+月5,500円×12カ月+月5,390円×12カ月-CB84,000円)÷36カ月
=月3.102円


おすすめ記事>>auひかり代理店の比較-takublo-net
rank
3,NURO光
6地方
(2G,10G)
月額5,200円
(3,300円/実質無料)
・2ギガ・3年契約時
NURO光
【注目】NURO光お申込の方全員に6万円キャッシュバック(オプション不要)
●NURO光はSo-net提供の独自回線
●下り最大2G,10Gの超高速光回線
●その他・・・基本工事費(44,000円分)実質無料、オプション同時申込で最大44,000円追加キャッシュバック、レンタルWIFi最大2か月無料、PlayStation®5デジタル・エディション(月額1,430円)、おうち割光セット、NUROモバイルセット割
●NURO光の提供エリア・・・北海道,関東,関西,東海,中国2県,九州2県
▼NURO光の実質月額例
(契約3,300円+月5,200円×36カ月-CB60,000円)÷36カ月
=月3.625円


4,@nifty光
(1G,10G)
月額5,720円
(3,300円/実質無料)
・20か月間割引あり。
@nifty
【注目】3年プラン限定。実質1年分無料 or 3万円キャッシュバック
●@nifty光はnifty提供の光コラボ
●開通月無料。2か月目から20か月間1,100円月額割引
●その他・・・工事費実質無料、@nifty光3年プランなら月額料金実質1年分無料 or 3万円キャッシュバック、IPv6対応ルーターレンタル2年間無料、セキュリティ1年間無料、@nifty光テレビとスカパー!対象プラン同時申込でテレビ接続工事料無料、auスマートバリュー、UQの自宅セット割
▼@nifty光の実質月額例
(契約3,300円+月4,620円×20カ月-@nifty使用権51,000円+月5,720円×15カ月)÷36カ月
=月3.625円


5,eo光
関西
(1G,5G,10G)
月額5,448円
(3,300円/実質無料)
・eo暮らしスタート割で1年間は月額2,380円
eo光
【注目】eo光シンプルプラン10Gコース最大1年間月額500円
●eo光は関西地方の電力会社系光回線。セット料金がお得
 ●eo光シンプルプラン10Gコース・・・1年間月額500円
 ●eo光ネット1G,5Gコース・・・1年間月額2,380円
 ●eo光ネット1G,5G+電話+テレビ・・・半年間月額2,380円
●その他・・・eo暮らしスタート割、即割(2年契約)、標準工事費実質無料、他社違約金補填最大6万円、Netflixパック最大1年分プレゼント、auスマートバリュー、自宅セット割、mineoセット割
▼eo光1Gの実質月額例
(契約3,300円+月2,380円×12カ月+月5,448円×12カ月)÷24カ月
=4,051円

▼eo光シンプルプラン10Gの実質月額例
・eo光シンプルプラン10G・・・戸建て・Web申込限定サービス。1年間月額500円,2年目以降月額5,500円。契約期間の縛りなし。工事費実質無料(標準工事費29,700円を24カ月間分割払いかつ毎月相当額割引)
(契約3,300円+月500円×12カ月+月5,500円×12カ月)÷24カ月
=3,138円


6,Biglobe光
(1G,10G)
月額5,478円
(3,300円/実質無料)
biglobe
【注目】最大1年間実質月額300円キャンペーン※(戸建ては実質月額1,308円)
●Biglobe光は特典豊富なBiglobe提供の光コラボ
●上記はキャッシュバックと割引を踏まえての実質月額料金です
●その他・・・4万円キャッシュバック、1年間414円月額値引、初月無料、無線LANルーター1年間無料(通常月額550円)、新規工事費実質無料、ビッグローブ光テレビ同時申し込みで1万円キャッシュバック、解約違約金0円、auスマートバリュー、自宅セット割、biglobeモバイル、他お得なプロバイダ特典あり
▼BIGLOBE光の実質月額例
(契約3,300円+(月5,478円-414値引)×11カ月+月5,478円×24カ月-CB40,000円)÷36カ月
=月4.179円


7,Softbank光
(1G,10G)
月額5,720円
(3,300円/実質無料)
softbank
【注目】Softbank光10ギガが半年間月額500円
●Softbank光はおうち割光セットがウリの光コラボ
●Softbank光10ギガを新規お申込みの方は半年間月額500円(税込)へ
●その他・・・工事費実質無料、37,000円キャッシュバック(代理店CB)、10ギガ半年間月額500円、開通前WiFIルーター無料貸出しあり、他社解約違約金を全額ソフトバンクが負担、おうち割光セット
▼Softbank光の実質月額例
(契約3,300円+月5,720円×24カ月-CB37,000円)÷24カ月
=月4.315円


8,J:COM NET
(1G,10G)
月額5,258円
(3,080円/無料)
・月額は地域による。九州福岡の一例。割引等により半年間は実質月額900円~。)
jcomnet
【注目】実質月額6か月間0円キャンペーン実施中
●J:COM NETは国内最大手のケーブルテレビ回線
 ●1Gネット+WiFi・・・1年間月額1,900円
 ●1Gネット+WiFI+Netflix・・・1年間月額3,390円
 ●1Gネット+WiFI+J:COMTVシン・スタンダード・・・半年間実質月額4,368円~
●その他・・・次世代AIWiFIで常時安定した通信環境、WEB限定スタート割、WEB得、J:COMTVシン・スタンダード、J:COMSTREAM、J:COMLINK mini、ディズニープラス最大3か月無料、auスマートバリュー、自宅セット割、J:COMモバイル、最強ヤング割[26歳以下]、最短4日で開通
▼J:COM NETの実質月額例
(契約3,300円+月3,333円×6カ月-CB20,000円+月5,610円×18カ月)÷24カ月
月4345円


GMOとくとくBB光mini
(1G)
月額4,400円
(3,300円/実質無料)
gmo
【注目】業界最安級のホーム基本月額4,400円
●GMOとくとくBB光mini(光コラボ)はminiプラン専用帯域の利用により低価格を実現
●混雑時は速度低下する場合あり
●簡単手続きで上位プラン(通常のGMOとくとくBB光)へ変更可
●その他・・・工事費実質無料、契約期間の縛りなし、スカパー!新規同時加入でテレビ接続工事料無料、他社解約違約金補填最大6万円、テレビ・電話他オプション同時申込でキャッシュバックあり

メガ・エッグ
中国
(1G,10G)
月額5,720円
(3,300円/実質無料)
【注目】最大2年間月額4,620円~(新規加入割引・メガ・エッグでんき割プラス適用時)
●メガ・エッグは株エネルギア・コミュニケーションズ提供の電力会社系光回線。中国電力
●その他・・・新規加入割引月550円割引(2年間)、メガ・エッグでんき割プラス月550円割引(永年)、標準工事費実質無料、新規向け2万円キャッシュバック(下記代理店限定)、乗り換えキャッシュバック最大8万円、ルーターレンタル1年間無料、セキュリティ標準装備(ウイルスバスター)、auスマートバリュー、UQの自宅セット割
▼メガ・エッグの実質月額例(新規加入割引適用)
(契約3,300円+月5,170円×24カ月-CB20,000円)÷24カ月
=4,474円


So-net光
S/M/L
(1G)
S:月額4,500円
M:月額5,995円
L:月額7,095円

(3,500円/29,040円)
Mは3年目以降月額5,995円。Lは3年目以降月額7,095円。
so-net
【注目】最大6か月月額無料キャンペーン
●So-net光(光コラボ)はS(専用帯域)、M(標準帯域)、L(広帯域)プランを切り替えながらご利用可
●So-net光Sは夜間混雑時に速度低下する
●その他・・・全プラン最大6カ月月額基本料金無料、さくさくスイッチワンデー(So-net光S専用高速帯域オプション。220円/日)、契約期間の縛りなし、各種オプション最大6か月無料、Benefit Station for So-net、S-SAFE、NUROモバイルセット割
▼So-net光Sの実質月額例
(契約3,500円+工事29,040円+月4,500円×18カ月)÷24カ月
=月4.731円


ピカラ光
四国
(1G,10G)
月額5,720円
(無料/無料)
【注目】でんきといっしょ割コースならホーム月額永年4,620円
●ピカラ光は(株)STNet提供の電力会社系光回線。四国電力。
●でんきといっしょ割コース・・・四国電力の対象電力プランと同時利用でホーム月額永年4,620円
●ステップ2コース・・・ホーム月額4,950円。2年ご利用ごとに月額110円値引。7年目以降はずっと月額4,620円
●その他・・・初期費用無料、初月無料、メールアドレス3コまで無料、セキュリティソフト標準装備、25,000円分のデジタルギフトプレゼント(PayPay他)、auスマートバリュー、自宅セット割、ピカラモバイル
[ピカラ光の実質月額・・・ステップ2コース料金の中間値-月額4,785円とします]

ドコモ光
(1G,10G)
月額5,720円
(3,300円/無料)
・プロバイダタイプA・2年契約時の料金。
docomo
【注目】ドコモ光10ギガ基本料金最大6カ月間ワンコイン(月額500円税込)キャンペーン
●ドコモ光は24のプロバイダに対応した光コラボ。タイプAプロバイダ(ホーム月額5,720円)とタイプBプロバイダ(ホーム月額5,940円)に分かれる(2年契約時の月額)
●ルーター無料レンタル特典のあるドコモ光タイプAプロバイダはこちら・・・OCN Internet、GMOとくとくBB、@nifty光、BIGLOBE、andline、SIS、Ic-net、hi-ho、Tigers-net.com、BB.excite
●その他・・・最大35,000円キャッシュバック(ドコモ携帯ユーザーかつ下記代理店限定)、ドコモ光10ギガ月額基本料金最大6カ月間月額500円、ドコモ光新規工事料無料、ドコモ光セット割、各プロバイダ限定特典あり
▼ドコモ光1Gの実質月額例
(契約3,300円+月5,720円×24カ月-CB25,000円)÷24カ月
=月4.816円

▼ドコモ光10Gの実質月額例(ワンコインキャンペーン時)
(契約3,300円+月500円×6カ月+月6,380円×18カ月-CB35,000円)÷24カ月
=月3.589円


GMOとくとくBB光
(1G,10G)
月額4,818円
(3,300円/実質無料)
gmo
【注目】WiFiルーター無料レンタルOK
●GMOとくとくBB光は速度評価の高い光コラボ
●1GプランはWiFiルーター無料レンタルOK。3年以上ご利用でそのままプレゼント
●その他・・・キャッシュバックあり、工事費実質無料、他社解約違約金還元最大6万円、オプション申込で追加キャッシュバック、契約期間の縛りなし、v6プラス(IPv6 IPoE+IPv4 over IPv6)を標準提供、

おてがる光
(1G,10G)
月額4,708円
(3,300円/実質無料)
・別途IPv6オプション(月額165円)あり。
【注目】格安の月額4,873円(IPv6オプション料金含む)~
●おてがる光(光コラボ)はIPv6が有料オプション。今は快適なネット環境を得るにはIPv6ネットワークはご利用必須です
●その他・・・新規工事費無料、契約期間の縛りなし、IPv6オプション月額165円

楽天ひかり
(1G)
月額5,280円
(880円/22,000円分割)
rakuten
【注目】楽天ひかり月額基本料6カ月間0円キャンペーン実施中
●楽天ひかりは楽天ブロードバンド提供の光コラボ
●楽天ひかりに初めてお申込み&楽天モバイルご利用で楽天ひかりの月額基本料が6か月間0円となるキャンペーン中
●楽天ひかり(+2倍)と楽天モバイル(+4倍)ご利用で楽天市場のお買い物が毎日ポイント7倍(楽天SPU)
●その他・・・楽天SPU(楽天市場でのお買い物がポイント最大17倍)、楽天ひかりを初めてお申込み・開通でもれなく2,000ポイント還元
▼楽天ひかりの実質月額例(6か月間0円キャンペーン適用)
(契約880円+工事22,000円+月5,280円×18カ月)÷24カ月
=4,913円


excite.MEC光
(1G)
月額4,950円
(無料/無料)
・初年度月額割引あり。
【注目】標準工事費完全無料|残債請求なし
●excite.MEC光は老舗BB.エキサイト提供の光コラボ
●標準工事費完全無料のため、早期解約した場合でも他社のような工事費の残債請求はなし
●WiFiルーターはご自身で用意するか、申込特典「WiFiルータープレゼント」を選択するか、excite.MEC光対応ルーター(月額264円)をレンタルする
●その他・・・初期費用無料(標準工事費無料・契約事務手数料無料・開通手続き料無料(要特典選択))、初月無料、2~12カ月目割引あり、契約期間の縛りなし、引越し時の工事費無料

BBIQ
九州
(1G,10G)
月額6,380円
(880円/実質無料)
【注目】複数割引適用で1年間ホーム1G月額2,970円より
●BBIQは(株)QTNet提供の電力会社系光回線。九州電力
●その他・・・ギガスタート割:1,430円/月割引、BBIQつづけて割(3年契約):550円/月割引、九電グループまとめてあんしん割:最大330円/月割引、月額料金割引キャンペーン:1,100円/月割引、初月無料、標準工事費実質無料、auスマートバリュー、自宅セット割、QTモバイルセット割
▼BBIQの実質月額例[ギガスタート割・BBIQつづけて割・月額料金割引キャンペーンを適用]
(契約880円+月3,300円×11カ月+月5,830円×24カ月)÷36カ月
=4,919円


フレッツ光
(企業向け)
月額5,940+プロバイダ料金月額550円~
(880円/22,000円)
・光はじめ割適用時。プロバイダ料金550円~
●フレッツ光はNTT東西提供の光回線。以前は国内トップシェアを持った。現在は主に企業向けの回線。今現在フレッツ光をご利用中の個人の方はいずれかの光コラボへ移行(転用)することでコストダウンできる場合が多い。

【▼各種セット割概要】

・auスマートバリュー・・・セット利用でauスマホが主に毎月550円 or 1,100円割引。
・ドコモセット割・・・セット利用でドコモスマホが主に毎月550円 or 1,100円割引。
・おうち割光セット・・・セット利用でソフトバンクスマホが主に毎月550円 or 1,100円割引。
・自宅セット割・・・セット利用でUQスマホが主に毎月最大858円割引。
・NUROモバイルセット割・・・セット利用でNUROモバイルが1年無料。

2、[戸建て]安く使える光回線の選び方3つのポイント

光回線はコスパ第一。誰しもできるだけ安いコストでご自身にとって満足いくパフォーマンス(通信環境)を得たいものですよね。ここではそうした光回線の選び方における3つのポイントについて解説していきます。

1、実質月額の安さで選ぶ

光回線の安さを考える際は、契約期間中(ここでは2年間とします)に支払う費用総額から割引・キャッシュバック分等を引いて契約月数で割って算出する「実質月額」が一つの基準となります。

<実質月額=(2年間の費用総額ー割引・キャッシュバック)÷契約月数>

ただし、5年10年‥と長期利用したい方の場合は少し違ってきます。その場合は上記の「2年間⇒長期」となることで、割引・キャッシュバック額は変わらないのに対し、費用総額は長く利用するほど増えてしまうことになります。

ゆえにそうした場合初回契約期間における「実質月額」も大事ですが、どちらかというと「基本月額」の安さを重視して選ぶのがおすすめです。そうすることで結果的に利用期間内における実質月額も安くなることになります。

ちなみに光回線ホームタイプ1Gの基本月額の相場は一般に5,500~6,000円程とされています。

特にホーム(戸建て住まい)の方は、一家揃って引越しするような機会でもなければ光回線を解約したり乗り換えたりするケースは集合住宅に比べると少ないですので、結果的に同じ光回線を長期利用することになるケースが多いです。うちの実家(戸建て)もそうでした。

●初回契約期間の実質月額が安い光回線

コミュファ光、auひかり、@nifty光、J:COM NET、BIGLOBE光、NURO光‥他。

2、用途に合った通信速度で選ぶ

光回線ホーム(ファミリー)の通信速度は現在下り最大1Gbpsプランを標準として、回線により下り最大5Gbpsや10Gbpsプランも用意されています。ご自身の利用用途に適した通信速度の光回線を選ぶと良いでしょう。

とは言っても、基本的には1Gの光回線があれば大抵の用途で充分快適にネットを利用することができます。下記参照。1G光回線の場合プロバイダ・お使いのPC・ルーター性能等により違いは出るものの、大体は数十M~300Mbpsくらいの範囲の実効速度となります。

5Gや10Gの光回線は、主にご自宅でWeb会議・オンラインゲームをする方、大容量データのダウンロードをする方等のうち、1G以上により快適な高速通信環境をお求めの方が利用なさるものです。

ただし1点注意点があります。5G・10G回線を活用するためには、光回線だけでなくお使いのPC・ルーターの無線LANもしくはLANケーブル等もその速度に対応した規格のものである必要があります。予め確認しておきましょう。

【▼光回線の用途別快適な下り実効速度】
  • SNS/Webサイト閲覧・・・1~10Mbps(高画質画像や動画の送受信には10Mbps以上推奨)
  • Youtube視聴(標準画質)・・・1Mbps
  • Youtube視聴(高画質HD)・・・3Mbps
  • Youtube視聴(4K)・・・20Mbps
  • Web会議・・・30Mbps
  • オンラインゲーム・・・30~100Mbps※
※オンラインゲームの場合、快適にプレイする為には光回線の実効速度の他にPing値も重要になります。
●10Gbpsプランのある光回線

auひかり(関東のみ)、NURO光、コミュファ光、eo光、PIKARA光、メガ・エッグ、BBIQ、ソフトバンク光、ドコモ光、GMOとくとくBB光、So-net光、ビッグローブ光、@nifty光、おてがる光、J:COM NET光

(10Gbpsプラン非対応の光回線例・・・楽天ひかり、DTI光、一部プロバイダのドコモ光。)
2024年10月確認

3、[乗り換え]違約金・工事費残債等を負担してくれるところを選ぶ

こちらは光回線の乗り換えかつ解約違約金等が発生する方向けです。光回線を契約期間中に解約すると違約金が発生します。工事費分割払い中の解約である場合には工事費残債も発生します。

違約金のほうは、電気通信事業法改正により2022年7月以降契約分は月額ひと月分が上限と定められました。なので以前ほど大きな負担はなくなりました。

しかし、工事費残債のほうは解約時の残債額次第で今でも万単位の高額請求となってしまう場合があります。特にホームプランはマンションプランよりも基本工事費が高いケースがあります。

光回線の乗り換え元でこうした解約コストがかかる場合、「乗り換えサポートキャンペーン」等の名目によりそれを負担してくれる光回線を乗り換え先として選ぶのがコスパ上おすすめです。

●乗り換えサポートキャンペーンを実施している光回線

NURO光、GMOとくとくBB光(mini含む)、eo光、コミュファ光、auひかり、ソフトバンク光
(上記のうち、工事費残債も負担してくれるのは初めの3回線です。)

3、その他選ぶポイント

戸建てマンション問わずコスパ第一の光回線選びでは上記3点が最も重要なポイントですが、それ以外にも回線の種類によっては一応注意しておきたいポイントがあります。

1、プロバイダ(ISP)で選ぶ

・・・auひかり,ドコモ光,コミュファ光(プロバイダ選択型)の3回線に関しては複数のプロバイダ(Internet Service Provider)に対応しています。そのためその種の回線は申し込む窓口によってはプロバイダを選ぶことになります。

同じ種類の光回線でもプロバイダが違えば実際の通信速度は異なってきますし、付けられるオプションや特典も異なりますのでプロバイダは慎重に選ばなければなりません。逆に希望するプロバイダ業者がお有りの場合には利用できる光回線の種類が制限されます。

中にはプロバイダのご利用特典としてインターネット関連サービスだけでなく、家族の方も含めさまざまなジャンルのお店で使えるお得な優待割引サービスや保険などを用意しているお得なプロバイダもあります。ご自身に最適だと思えるプロバイダをしっかり選びたいですね。

おすすめ記事 ⇒ プロバイダの光回線シェアランキング|サービス比較表-takublo-net

2、モバイルセット割対象回線を選ぶ

・・・モバイルセット割はスマホと対象となる光回線他をセット利用することで、毎月のスマホ料金が550~1,100円程割引されるお得なセット割サービスです。

特に戸建てなどご家族の多い方の場合、家族複数人で適用することでそのお得さは倍増します。

しかし、現在はこうしたセット割など適用せずとも元々単体利用で安い格安SIMなどがあるため、コスパ上モバイルセット割にはそこまでこだわる必要はなくなりました。せっかくあるお得なセット割サービスではあるので、使えるケースでは忘れず申込んで利用したいですね。

4、戸建てで光回線を申込む前の注意点

戸建てで光回線お申込みの前にはいくつか注意しておきたいポイントがあります。後悔したくない方、コスパ重視の方はぜひこれらを確認しておくと良いでしょう。

1、戸建て向けキャンペーンを確認しておく

光回線によっては戸建て限定のとてもお得な割引やキャッシュバックキャンペーンを実施しているところが近年よくあります。ご自身の申込内容がもしそうしたキャンペーンの適用対象だった場合、それを知らずに他の光回線に申込んでしまうと後悔する可能性もあるでしょう。

戸建て住まいの方は気になる光回線で戸建ての方限定もしくは戸建てを含むキャンペーンを一通り確認しておくのがおすすめです。

2、[申込者のみ]電話・テレビサービスが自身に合っているか

戸建ての場合、光電話や光テレビ等の光回線オプションを利用する方が比較的多いです。光電話はどこもNTTのアナログ電話サービスよりずっと月額が安いですし、光テレビはアンテナ不要かつ天候の影響を受けずテレビ視聴できるメリットがありますからね。

こうした電話・テレビサービス等のオプションは選ぶ光回線やプロバイダによって月額料金やサービス内容が異なります。特にテレビサービスの類いは契約する光回線次第でスカパー!、ひかりTV・・等回線を通して契約できるサービスの種類が違ってきます。

それら映像系のサービスは個別に契約することももちろん可能ですが、光回線を通して契約したほうがお得な特典が付いてくるケースが多いです。ゆえにこれらサービス利用予定の方は。そうした点を踏まえての最適な光回線選びをされると良いでしょう。

3、開通までの期間が長くなることがある

戸建て住宅に引く光回線は屋外工事と宅内工事合わせて1回の工事に約1~2時間必要となるため工事日が調整しにくく、マンションに比べると申込みから開通までの期間は長くなりがちです。

特にNURO光などの場合、それら工事が通常2日に分けてかつ間隔を空けて行われるため、場合によっては申し込んでから開通まで3か月以上かかるケースもあります。

回線によっては開通までモバイルWiFiルーターの無料貸し出しサービスを行っているところもあります。ネットをお急ぎの方はそうしたサービスを活用すると良いでしょう。

ちなみにマンションでは、電柱から建物内の共有スペースまで光ファイバーケーブルがすでに引き込まれているケースが多く、ほぼ宅内工事のみで済むためかかる工事時間は通常30分~1時間程度。その分近々の工事日が調整しやすく比較的短期間で開通できることが多いです。

5、[戸建て]光回線のお申込みから開通までの流れ

ここでは光回線のお申込みから開通までの流れを解説します。

1、対応エリアか否かの確認

まずは事前確認です。お住まいがご希望の光回線の提供エリアか否かを確認しましょう。どの光回線もお申込みページには必ず提供エリアが記載されています。

2、お得な窓口から申し込む

事前確認が済んだらいよいよお申込みです。光回線によっては受付窓口として回線公式ホームページ以外にもプロバイダのサイトや受付代理店サイトが存在します。どの窓口から申し込むかで受け取れる申込特典は大きく異なります。

特に新規向けキャンペーンが適用されるのは誰しも回線ごとに申込時の1度きりですので、後悔のないよう一番お得な窓口をしっかり選びましょう。

3、工事日の予約

お申込みが済んだら次は工事日の予約です。戸建ての場合の開通工事は約1~2時間程。工事中は別にやることはないものの一応家に居る必要があること・工事は業者の都合により予約した時間帯より多少ずれる可能性もあることなどを踏まえ、工事日の予約はしっかりとご自身の都合の合う日を選んでとりましょう。

4、工事・簡単設定

工事が終わればついに開通完了です。工事業者の方が帰られた後はご自分でONU機器のケーブルを差し込み口につなぎます。無線LANルーターもつなげばWiFiが利用可能になります。具体的には契約したプロバイダからの指示やルーター機器の説明書などを読んで手順通りに進めましょう。

4、まとめ

まとめです。光回線の利用コストを落とすためには初回契約期間の割引やキャッシュバック等のキャンペーンも大事ですが、4年6年8年‥と長く使うことになればなるほど初めからずっと同じである「基本月額」の安さも大事になってきます。

特に戸建ての方は集合住宅にお住まいの方よりも引越す機会が少ない分、同じ光回線を長く使うことになるケースが多いもの。契約先を2~3年毎に変えていくのは面倒なものですし、毎度工事に立ち会う必要も出てくればなお面倒です。

当記事でお伝えしたコスパ重視の光回線の選び方を参考に、ご自身に最適な光回線をぜひ見つけてみていただければ幸いです。

では今回はこの辺で。

お読みいただきありがとうございました☺