光回線の乗り換え時に違約金負担をしてくれる7社を比較した

2025年7月29日

タク
ITマニア

こんにちは、タクです。
こちらの記事では違約金負担キャンペーン(他社解約時の違約金等をのちにキャッシュバックしてくれる)のある光回線7社のキャンペーン内容を比較してみました。

今は電気通信事業法改正により、2022年7月以降契約分のインターネット回線の解約違約金は月額が上限となったため、以前と比べると負担は大きく軽減されました。しかしそれ以前契約分はまだ万単位の高額違約金が発生します。

また、工事費や端末の残債も万単位の高額請求になってしまうケースも多く、普通に支払うとかなりの負担になってしまうかと思います。当記事ではお乗り換えの際にこれらを負担してくれる光回線サービスをご紹介していきます。

1、光回線の乗り換え時に違約金負担をしてくれる7社を比較-2025年

【比較表】光回線の違約金負担キャンペーンの還元内容について
〇・・・還元項目に含まれる。
×・・・還元項目に含まれない。
光回線違約金工事残債端末残債撤去費上限額
1,GMOとくとくBB光(mini含む)
[お得:★★★]
6万
2,eo光
[お得:★★★]
(最大1万)6万
3,ソフトバンク光
[お得:★★★]
×10万
(普通為替)
4,ドコモ光
[お得:★★☆]
×2万5千
(dポイント還元)
5,コミュファ光
[お得:★★☆]
×他社契約解除料
6,メガ・エッグ
[お得:★☆☆]
×××8万
7,auひかり
[お得:★★☆]
×××3万(+2万)

それでは上記比較表に沿って光回線各社の違約金負担キャンペーンと実施中の光回線について解説していきます。各回線の違約金負担キャンペーンは適用条件が定められていますので、ご利用の際は必ずキャンペーンページで再度詳細をご確認ください。

1、GMOとくとくBB光【違約金負担-最大6万円】

▼GMOとくとくBBの違約金負担キャンペーン|上限6万円
[キャンペーンお得度:★★★]

GMOとくとくBBの違約金負担キャンペーンの還元内容は下記になります。上限は6万円。他のキャンペーンとの併用OK。光回線各社の違約金負担キャンペーンの中では最も還元項目の多い人気キャンペーンです。

インターネット回線、テレビ、電話等の施設撤去に関わる費用や解約金
インターネット回線の長期割引等にかかわる解約金
現在利用中のインターネット回線工事費、端末代等の残債
GMOとくとくBB光に変更する際の、プロバイダ解約にかかる解約料
他社固定電話からNTTアナログ回線への切り替え時発生する工事料
(公式サイトより一部を引用したものです。)


GMOの写真

  • 提供元:GMOインターネット株式会社

  • プロバイダ:GMOとくとくBB

  • ネット料金

    • ホーム1G:月額4,818円

    • マンション1G:月額3,773円

  • オプション料金

    • GMOひかり電話:月額550円

    • GMOひかりテレビ:月額825円

  • 初期費用

    • 契約事務手数料3,300円

    • 工事費実質無料(26,400円⇒0円)

  • キャンペーン

    • 初期費用相当額割引

    • 他社解約違約金補助最大6万円

    • GMOひかりテレビ+スカパー!で

      テレビ接続工事無料

  • 契約期間の縛り:なし

  • 回線速度:1G・10G

  • エリア: 全国

  • 支払い方法:クレジットカード

  • その他:ー

・・・GMOとくとくBB光はドメインやサーバーサービスも運営するIT大手GMOグループの1社が提供する業界でもトップクラスに格安かつ速度高評のNTT光コラボレーションです。公式HPにて速度実測値を公開中。申込内容に応じたキャッシュバックあり。契約期間の縛りなし。ただし、工事費が3年間の分割払いかつ相当額割引となっていますので、もし3年以内に解約すると工事費残債が発生する点は注意です。

---GMOおすすめキャンペーン---
【👉GMOとくとくBB光ココがいい】
契約期間の縛りなし。
格安(月額3,773円~)&工事費実質無料。
・1Gご利用の方はルーターレンタル料無料。3年後にそのままプレゼント。
・超高速v6プラスを標準(無料)提供。
・電話・テレビオプション加入で追加キャッシュバック。
・GMOひかりテレビとスカパー!対象商品(月額1,980円以上のプラン)の同時申込でテレビ接続工事料(通常19,800円)が無料。

【🙄GMOとくとくBB光ココが気になる】
・3年以内に解約すると工事費残債が発生する。


☆さらに格安の専用帯域プランはこちら>> GMOとくとくBB光mini(月額3,300円~)

2、eo光【違約金負担-最大6万円】

▼eo光の違約金負担キャンペーン(ホーム・メゾンの場合)|上限6万円
[キャンペーンお得度:★★★]

eo光の乗り換えキャンペーンの還元項目は下記。GMO同様こちらも他社解約時に発生しうる負担金はほとんど網羅しています。上限6万円。他のeo光キャンペーンとの併用も基本的には可能ですので(一応キャンペーンごとに確認が必要)、比較的利用しやすいキャンペーンです。

インターネット回線、テレビ、電話などの施設撤去に関わる費用や解約金(ISPの解約金も含む)
インターネット回線の長期割引などにかかる解約金
現在利用中のインターネット回線工事費の残債
モバイルルーターの解約時に発生する解約金
他社サービスの解約に伴い発生するタブレットなどの端末残債(最大1万円)
(公式サイトより一部を引用したものです。)


eo

  • 提供元:株式会社オプテージ(関西電力系)

  • プロバイダ:eo光

  • ネット料金(戸建て):月額5,500円~

  • オプション料金

    • eo光電話:月額314円~

    • eo光テレビ:月額1,700円~

  • 初期費用:事務手数料3,300円、工事費実質無料

  • キャンペーン

    • 標準工事費実質無料

    • eo暮らしスタート割、即割、長割

    • 他社解約違約金最大6万円まで還元

    • auスマートバリュー

    • UQ自宅セット割

  • 契約期間:即割適用時は2年。その他は1年。

  • 回線速度:1G、5G、10G

  • エリア: 関西

  • 支払い:クレジットカード,口座振替,ゆうちょ自動

  • その他:マンションタイプは別途料金

・・・eo光は株式会社オプテージが提供する関西地方の電力会社系光回線です。乗り換えサポート以外のキャッシュバックがない光回線ですが、ネット・電話・テレビ・Netflix等がお得なセット料金で利用できます。また、eo暮らしスタート割により全プラン初めの1年間が大幅に安くなることで始めやすい点もポイントです。

---おすすめキャンペーン(戸建て向け)---
【👉eo光ココがいい】
eo光電話が安い。
eo暮らしスタート割で全プラン初めの1年間が安い。
eo光シンプルプラン。戸建て向けキャンペーン。10Gを1年間月額500円で利用可。
・eo光テレビは地デジ・BSはじめCS放送を最大63chまで視聴可。
・Gaming Neo。高性能なゲーミングデバイス一式を手軽に定額利用可。月額990円~。

【🙄eo光ココが少し気になる】
関西限定。
・全プラン2年目以降は割引がなくなるため月額が高くなる(元値に戻る)。
・他社からの乗り換えサポート以外のキャッシュバックがない。


☆10Gが1年間500円で使える>> eo光シンプルプラン(2年目以降月額5,500円)

3、ソフトバンク光【違約金負担-最大10万円】

▼ソフトバンク光の違約金負担キャンペーン|上限10万円
[キャンペーンお得度:★★★]

ソフトバンク光の違約金負担キャンペーンの還元項目は下記となっています。上限10万円。他のキャンペーンとの併用については基本可能とされていますが、本キャンペーンページ内には「ソフトバンク株式会社が指定するキャンペーンとは併用できない」等の記述が見られるため、併用したいキャンペーンがある場合には一応そちらのキャンペーン詳細も確認したほうが良いでしょう。

違約金
撤去費用
ホームルーター又はモバイルWi-Fiルーターの残債(上限42,000円)
(公式サイトより一部を引用したものです。)

softbankの写真
softbankの写真

  • 提供元:ソフトバンク株式会社

  • プロバイダ:Yahoo!BB(ソフトバンク)

  • ネット料金

    • ホーム1G:月額5,720円

    • マンション1G:月額4,180円

  • オプション料金

    1. IPv6高速ハイブリッド:月額無料

    2. ホワイト光電話:月額513円~

    3. 光電話(N):月額550円~

    4. BBフォン:無料

    5. Wi-Fiマルチパック:月額1,089円

    6. 光BBユニットレンタル:月額513円

    7. ソフトバンク光テレビ:月額825円

    おうち割光セット適用で[2or3or4]+5+6=月額550円

  • 初期費用

    • 契約事務手数料3,300円

    • 工事費実質無料(31,680円⇒0円)

  • キャンペーン

    • 初期費用相当額割引

    • おうち割光セット

    • 他社違約金・撤去工事費全額還元)

  • 契約期間:2年

  • 回線速度:1G、10G

  • エリア: 全国

  • 支払い方法:クレジットカード、口座振替

  • その他:ー

・・・ソフトバンク光はソフトバンク株式会社が提供するNTT光コラボレーションです。対応プロバイダはYahoo!BBのみ。ソフトバンク光はお得に利用するためにはおうち割光セット適用が必須ですので、ソフトバンクスマホをお使いの方向けです。

---Softbank光おすすめキャンペーン---

▲10Gお申込みの方はこちらがイチ押しです。

【👉ソフトバンク光ココがいい】
お得な高額キャッシュバック・割引キャンペーンを実施中。
おうち割光セット適用により、固定電話と屋内外のWi-Fi全てをお得なセット料金で使えるようになる。
・ソフトバンクはOCNと並ぶ日本最上位プロバイダのうちの1社。速度高評。

【🙄ソフトバンク光ココが気になる】
ソフトバンク光をお得に利用するにはおうち割光セットが必須。よってソフトバンクスマホユーザー以外の方やネットだけ安く使いたい(固定電話が不要の)方には不向き。
・オプション(単体での)料金が高い。

4、ドコモ光【違約金負担-最大2万5千円(dポイント還元)】

▼ドコモ光の違約金負担キャンペーン|上限25,000pt
[キャンペーンお得度:★★☆]

ドコモ光の違約金負担キャンペーンの還元項目は下記です。他のキャンペーンとの併用についてはキャンペーンごとに確認が必要。また、こちらはdポイントでの還元となり、上限25,000ポイント。ポイント有効期限は進呈月含む6か月間です。

違約金
撤去費用
他社モバイルブロードバンド端末代金の残債
(公式サイトより一部を引用したものです。)

---ドコモ光---

  • 提供元: 株式会社NTTドコモ

  • プロバイダ:21のドコモ光対応プロバイダ

  • (タイプAorBあり)

  • ネット料金(2年定期・1G・タイプAの場合)

    • ドコモ光1G戸建て:月額5,720円

    • ドコモ光1G集合住宅:月額4,400円

    • (タイプBはそれぞれ月額+220円。)

  • オプション料金

    • ドコモ光電話:月額550円

    • ドコモ光テレビオプション:月額825円

    • (Wi-Fiルーターはプロバイダ各社が提供。)

  • 初期費用:

    • 契約事務手数料:3,300円

    • 工事費:実質無料(22,000円⇒0円)

  • キャンペーン

    • 新規工事費実質無料(毎月dポイントで還元)

    • 乗り換え特典dポイント最大25,000ptプレゼント

  • 契約期間:2年

    (契約期間なしプランもある)

  • 回線速度:1G、10G

  • エリア:全国

  • 支払い方法:クレジットカード、口座振替

  • その他:ー

※①【▼ドコモ光対応プロバイダ一覧】
●タイプA・・・OCNinternet,GMOとくとくBB,@nifty,BIGLOBE,BB.excite,楽天ブロードバンド,DTI,andline,SIS,ic-net,hi-ho,Tiger-net.com,エディオンネット,SYNAPSE,@ネスク,TiKiTiKi
●タイプB・・・@TCOM,TNC,AsahiNet,ちゃんぷるネット,WAKWAK
新規受付を終了したプロバイダを除く。まだ少数ですが、他に各地の提携ケーブルテレビの設備を使用したドコモ光タイプCもある。タイプAと同月額。

・・・ドコモ光はNTTドコモが提供する光コラボレーションで21のプロバイダに対応。選ぶプロバイダ次第で基本月額(2通り)や特典が異なります。ドコモ光の申込窓口は大きく分けて次の3種類。NTTドコモ公式サイト、各プロバイダサイト、受付代理店サイト。おすすめは後者2つ。人気のプロバイダサイトや受付代理店サイトでは高額キャッシュバックやお得な割引特典が用意されています。

また、ドコモ光1GでプロバイダにOCNインターネットを選択すると高速オプション「IPoEアドバンス」を利用可。専用の広帯域ネットワークと混雑原因トラフィックの分離により、1G最高峰の高速通信環境を得られます。テレワークや動画視聴、オンラインゲーム等を快適にしたい方向け。


【👉ドコモ光ココがいい】

ドコモ光のおすすめプロバイダは速度高評順に次の3社。OCNインターネット、GMOとくとくBB、@nifty。
・10G対応ルーターはGMOとくとくBBで格安レンタル(月額190円)あり。OCNインターネットでは1台6,000円位~で販売中。
・「ドコモ光テレビオプション」+「スカパー!対象商品(月1,980円以上のプラン)」を新規同時加入でテレビの初期費用実質無料。
・10G提供エリア外かつ速度重視の方には「ドコモ光1G×OCNインターネット」で利用できるIPoEアドバンス(オプション月額1,848円)がおすすめ。


【🙄ドコモ光ココが気になる】
選ぶプロバイダ次第で基本月額(2通り)や申込特典が異なる。
・ドコモ光でWi-Fiルーターの無料レンタルがあるのはどこも1Gプランのみ。10Gプランでは基本有料もしくはご自身で用意する必要がある。

---ドコモ光おすすめキャンペーン---

5、コミュファ光【違約金負担-全額還元】

▼コミュファ光の違約金負担キャンペーン|全額還元
[キャンペーンお得度:★★☆]

コミュファ光の違約金負担キャンペーンは下記還元項目にあたるものを全額還元してもらえるものとなっています。適用可否についてはコミュファ光が判定。ただし、こちらの違約金負担キャンペーンはコミュファ光の目玉「1年間980円キャンペーン」や「5万円還元キャンペーン」と併用ができません。そのため、発生する下記契約解除料等の合計がもし5万円未満であればこちらの違約金負担キャンペーンは利用せず、これらの目玉キャンペーンのほうをご利用なさるほうがお得になるでしょう。

他社回線の契約解除料
撤去工事費
ホームルーター等機器代金割賦残債金
(公式サイトより一部を引用したものです。)



  • 提供元:中部テレコミュニケーション株式会社

  • プロバイダ:一体型 or 選択型から選ぶ

    • プロバイダ一体型はコミュファが一括提供(推奨)

    • プロバイダ選択型は10プロバイダから選択可

  • ネット料金(プロバイダ一体型の場合)

    • ホーム1G: 基本月額5,170円~

    • マンション1G:基本月額4,400円~

  • オプション料金

    • コミュファ光電話:月額330円

    • コミュファ光テレビ:月額506円

    • Wi-Fiルーターレンタル:無料

    • 安心サポートPlus:月額880円(3か月無料)

  • 初期費用:下記が条件付きで無料

    • 契約事務手数料770円

    • ネット工事費:27,500円

    • 光電話工事費:3,300円

    • 光テレビ工事費:20,570円

  • キャンペーン

    • 1年間980円キャンペーン

    • 1年間割引キャンペーン

    • 50,000円還元キャンペーン

    • スタート割、長期継続割引

    • 初期費用0円キャンペーン

    • auスマートバリュー、UQ自宅セット割。

  • 契約期間:2年

  • 回線速度:1G、10G

  • (ホームは30M,マンションは100Mもあり)

  • エリア: 東海地方+長野県

  • 支払い方法:クレジットカード or 口座振替

  • その他:ゲーミングカスタム[ラグなし超高速回線]。

・・・コミュファ光はKDDI系列(当初は中部電力系列として設立)の中部テレコミュニケーション株式会社が提供する東海地方の光回線です。エリア内に張り巡らせてある地球5周分に及ぶ距離の光ファイバー。24時間365日通信の混雑を監視するリアルタイム通信混雑回避など、コミュファ独自の設備と技術により安定した超高速のネット環境を私たちに提供してくれます。

また、コミュファ光公式ではお得な各種割引・キャッシュバックキャンペーンも豊富に行われています。eo光と同様にスタート割等で初めの1年間が格安料金で始めやすくなっています。さらにスタート割&安心サポートPlus同時申込でネットとテレビの工事費ともに無料へ。安心サポートPlusは月額880円の総合サポートサービスですが、初めの3か月間は無料かつ最低利用期間となっていますので、不要な方は3か月で解約することで料金は一切かかりません。あと電話・テレビ等のオプション料金が相場より安いのもコミュファ光のメリットです。

---おすすめキャンペーン---
【👉コミュファ光ココがいい】
1年間月額980円キャンペーン(ホーム1Gの場合)。
条件付きでネット・テレビの工事費ともに無料。
・コミュファ独自の高度な技術と設備で常時安定した高速ネット環境を実現。
・コミュファ光ゲーミングカスタム。ゲーマーの方向けにラグのない超高速ネット環境を実現。
・電話・テレビオプション料金が相場より安い。

【🙄コミュファ光ココが気になる】
東海+長野県限定。
併用できないキャンペーンがある。
・コミュファ光テレビは戸建て限定かつ地デジBSのみ。
・2年目以降は割引終了のため月額が高くなる(元値に戻る)。

6、メガ・エッグ【違約金負担-最大8万円】

▼メガ・エッグの違約金負担キャンペーン|上限8万円
[キャンペーンお得度:★☆☆]

メガ・エッグの違約金負担キャンペーン還元項目は下記です。上限は8万円。こちらはメガエッグ受付代理店実施のキャッシュバックキャンペーンや各種割引とも併用OK。こちらのキャンペーンは上限額は比較的高いものの還元項目が解約金(違約金)のみなので、乗り換えキャンペーンとしては若干充実さに欠けていると言わざるを得ないでしょう。

他事業者が提供する光インターネットサービス(NTT、ソフトバンク、ケーブルTV 他)の「解約金」。ただし「au ひかり」からのお乗り換えは対象外です。
ADSLサービス、モバイルサービス(WiMAX、Wi-Fi等)の「解約金」
(公式サイトより一部を引用したものです。)


megaegg

  • 提供元:株式会社エネコム(中国電力系)

  • プロバイダ:MEGAEGG

  • ネット料金

    • ホーム:月額4,620円

    • マンション:月額3,520円

    (上記は新規加入割引、でんき割プラス適用時)

  • オプション料金

    • 光電話:月額550円(無線タイプ)

    • 光電話工事費:3,300円

    • 光テレビ:月額880円

    • Wi-Fi6ルーター:月額550円(1年無料)

  • 初期費用

    • 契約事務手数料3,300円

    • 工事費実質無料(38,500円⇒0円)

  • キャンペーン

    • 新規加入割引(工事費相当額割引)

    • メガ・エッグでんき割プラス

    • 光10ギガ新スタート割

    • auスマートバリュー、UQ自宅セット割

  • 契約期間:2年

  • 回線速度:1G、10G

  • エリア: 中国

  • 支払い方法:クレジットカード、口座振替

  • その他:ー

・・・MEGAEGG(メガエッグ)は株式会社エネコムが提供する中国地方で使える電力会社系光回線です。他社電力会社系同様、MEGAEGGも中国電力の対象電気プランとのセット利用で月額が業界相場よりも安くなります。さらに高性能セキュリティも3端末まで無料。最大8万円まで他社解約金もフォローしてもらえるので比較的乗り換えがしやすい光回線です。

その一方MEGAEGGで気になる点としてあるのが接続方式のこと。多くの競合他社回線では次世代通信方式と言えるIPv6・IPoE接続がすでにメインで使われていますが、実はMEGAEGGでは未だIPv4,IPv6ともに従来式のPPPoE接続が使われ続けているといいます。PPPoE接続は毎度IDとパスワードで接続認証する手間のかかる仕組みで、しかもMEGAEGG所有の網終端装置を必ず経由するため、夜間など混雑する時間帯には速度低下の原因となり得ます。ちなみにNTT回線を使うMEGAEGG光ダブリュープランの場合もNTTの網終端装置を経由することで同様です。

また、MEGAEGGでIPv6を利用するためには光電話か対応ルーターの契約が必要となっています。ただしIPv6を利用したからといって速度低下しないのかというとそうではなく、結局はIPv4,IPv6どちらも旧式のPPPoE接続である以上、混雑する時間帯の速度低下は充分にあり得ます。しかしながら大半のMEGAEGGユーザーは高い満足度を示しており、積極的な設備増強や定期メンテナンスも行われているようですので、混雑時の速度低下は実際のところそれほど気にしなくともいいかもしれません。


【👉MEGAEGGココがいい】
中国電力の対象電気プランとのセット利用で格安料金となる(でんき割プラス)。
・PC・スマホ・タブレット等3台までセキュリティ無料(トレンドマイクロ)。
・乗り換えサポート。他社解約金を最大8万円までキャッシュバックがある。
・移転工事費が無料。

【🙄MEGAEGGココが気になる】
MEGAEGGはIPv4,IPv6ともにまだPPPoE接続。
・IPv6を利用するには光電話か対応ルーターレンタルの契約が必須。

7、auひかり【違約金負担-最大3万円(上乗せ最大2万円)】

▼auひかりの違約金負担キャンペーン|上限3万円(上乗せ最大2万円)
[キャンペーンお得度:★★☆]

auひかりの違約金負担キャンペーン還元項目は下記のみです。上限は3万円。ただしこの解約違約金には最大2万円(ホーム:2万円、マンション:1万円)が一律で上乗せされるので合計で最大5万円となります。こちらのキャンペーンはKDDIが実施する他のキャンペーンとは併用できない場合があるものの、auひかりの申込特典となっている代理店やプロバイダ実施のキャッシュバックキャンペーン等とは併用OK。還元項目や上限額では他社違約金負担キャンペーンより劣りますが、それ以外は好条件のおすすめキャンペーンです。

他社のご自宅のインターネットまたは他社ホームルーター・モバイルルーターの解約違約金
(公式サイトより一部を引用したものです。)


au

  • 提供元:KDDI株式会社

  • 対応プロバイダ(8社):auonenet,So-net,Biglobe,

    GMOとくとくBB,@nifty,DTI,@TCOM,AsahiNet

  • ネット料金

    • ホーム1Gずっとギガ得:1年目月額5,610円

    • (2年目月額5,500円、3年目以降月額5,390円)

    • マンション(8タイプ):月額3,740~5,500円

  • オプション料金

    • auひかり電話:月額770円

    • auひかりテレビ

      • STB利用料:月額550円

      • ジャンルパック料金:月額1,628~2,728円

      • TELASA:月額990円

    • Wi-Fiルーター(HGW):月額660円

    • auスマートバリュー適用で半額へ

  • 初期費用

    • 契約事務手数料:3,300円

    • 工事費実質無料

      ホーム41,250円|マンション33,000円⇒0円

  • キャンペーン

    • 初期費用相当額割引

    • 乗り換えスタートサポート

    • 超高速スタートプログラム

    • auスマートバリュー、UQ自宅セット割

  • 契約期間:2or3年

  • 回線速度

    • マンション:100M,664M,1G

    • 戸建て:1G(関東の一部地域は5G,10Gあり)

  • エリア:ほぼ全国(関西・東海の戸建て,沖縄を除く)

  • 支払い:クレジットカード.口座振替, コンビニ払い

    KDDIまとめて請求

  • その他:ー

・・・auひかりはNTTとは異なるKDDI株式会社の独自回線です。auスマートバリューが適用されることでルーターレンタル料が半額になったり、超高速スタートプログラム(3年間割引あり)が4年目以降も割引継続したりするなどさまざまな優遇が成されます。

---auひかりキャンペーンおすすめ窓口---

【👉auひかりココがいい】
8プロバイダから選択可。
通信業界トップクラスの高額キャッシュバックあり。
・関東の一部地域は5G,10Gをご利用可。5Gは1Gと同月額(超高速スタートプログラム)。

【🙄auひかりココが気になる】
auひかりホームはauひかり電話が半ば必須扱い(※①)。
auひかりマンションは古い設備タイプ(VDSL)が多い。他の1Gbps光回線と同じだけの月額料金を支払いながらも最大100Mbpsの低速タイプになることがある。
・2022年7月1日以降にauひかりホームをお申込みされた方は契約期間終了後にauひかり設備(ケーブルとコンセント)が残る。撤去は任意。撤去したい場合は撤去費用31,680円がかかる。
・auひかりテレビは専門チャンネルとVODのみ。地デジ,BS,CSは視聴不可。

※①・・・auひかりホームでは初期費用相当額割引がネット分,電話分に分かれています(マンションはネット分のみなので問題なし)。auひかりホームでauひかり電話を申し込まない場合電話分が割引されなくなるため、auひかり電話と同月額が工事費として毎月かかるようになります。他にも、受付窓口によってはネットとともにauひかり電話を申し込まない場合は申し込む場合よりもキャッシュバック額が大幅に減額されることが多いです。他にもまだデメリットあり。こうした理由により、auひかりホームではauひかり電話を利用することはコスパ上必須と言って良いでしょう。何せ利用してもしなくても月額が変わらないことに加え、申し込まないと受け取れる特典が減ってしまうことが多いですからね。

auひかりの受付窓口は、対応プロバイダ8社のサイトに加えて複数の受付代理店サイトなど比較的多くあります。そのうちいくつかは独自の高額キャッシュバック等お得なキャンペーンを実施していますが、「ホームかマンションか?、auひかり電話は申込むか否か?、1Gか10Gか?」など申込内容次第で各社のキャッシュバック額は大きく変わります。

受け取り時期その他申込特典の有無も窓口によります。ゆえにauひかりはご自身の申込内容やご希望に合った最適な窓口・プロバイダを選ぶのが良いでしょう。詳細は下記おすすめ記事をご覧ください。

おすすめ記事>>auひかりおすすめ窓口3社|代理店・プロバイダ全13社比較表~takublo-net

2、光回線の違約金負担キャンペーン~受け取りまでの基本4ステップ

光回線各社の違約金負担キャンペーンに共通する基本的な流れは大まかですが下記になります。一部回線では例外あり。

▼光回線各社の違約金負担キャンペーン~基本4ステップ
  1. まず現在ご利用中の光回線をご契約・ご利用中のままで乗り換えたい光回線に申込む。
  2. 次に現在ご利用中(乗り換え元)の光回線を解約し、違約金その他を支払う。
  3. 支払った違約金等の請求明細書※を取得して乗り換え先光回線に提出・キャッシュバック申請をする。
  4. 指定された時期にキャッシュバックを受け取る。
※請求明細書は多くの場合、各回線サービスのマイページ等から確認・ダウンロードすることができます。

3、光回線各社の違約金負担キャンペーンご利用における3つの注意点

光回線の違約金負担キャンペーンにはいくつか注意点がありますので、ここではそれについて解説していきます。

1、還元方法はさまざまで現金以外の場合もある

「違約金負担なんだから当然現金還元でしょ!」とお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、実はその還元方法は回線によりさまざまで現金以外の場合もあります。

主には口座振り込みによる現金キャッシュバックでの還元が多いですが、回線・プロバイダによっては普通為替・電子マネー・ポイントでの還元、あるいは一定期間の自社回線サービスの月額値引きといった形で還元されるところもあります。各社の違約金負担キャンペーンに関する詳細はしっかり確認しておきましょう。

2、違約金等は一時的に負担する必要がある

光回線の違約金負担キャンペーンは「違約金等を乗り換え先が負担してくれる」とは言っても、代理で乗り換え先光回線がそのまま支払ってくれるわけではなく、基本どこも一時的にはユーザーご自身で負担する必要があります。

そしてその支払った請求明細書(証明書)を乗り換え先光回線に提出することで、各社の還元項目に合致する部分の還元を受け取ることができるのが一般的な光回線乗り換えキャンペーンの形です。

3、お申込み時点ではまだ乗り換え元光回線を利用中である必要がある

光回線各社の違約金負担キャンペーンによるキャッシュバックを受け取るためには、基本新しく(乗り換え先)光回線に申し込む時点ではまだ乗り換え元光回線を利用中である必要があります。

これはユーザー目線でいえば、「御社の光回線に乗り換えるために他社光回線を解約しましたよ」ということを形で示すものになります。そうでなければ、別段乗り換え目的ではない解約だった可能性を疑われてしまいます。

どのみち同じように乗り換えていたとなれば、乗り換え先光回線がわざわざユーザーの違約金を負担する意味もなくなってしまいますからね。ゆえにどこの光回線の乗り換えキャンペーンも基本的にはこうした形が必須となっています。

4、終わりに

光回線を乗り換える際に解約コストがかかる場合、それを還元してくれる回線各社の違約金負担キャンペーンはぜひとも利用したいサービスの1つです。ご自身のケースで発生する還元対象項目をできるだけ補ってくれる乗り換え先を選ぶことでよりお得に乗り換えることができます。

また、そうした違約金負担キャンペーンを実施している光回線サービスは比較的お得な料金体制のところが多いです。そうした光回線サービス側からすれば、新規顧客を獲得するためにそれだけのコストを割けているのです。ユーザーがお得感を感じずすぐ離れてしまうような料金体制ではサービスが成り立っているはずありませんからね。

ぜひともこうした違約金負担キャンペーンをきっかけとして、現在ご利用中のところよりもさらにお得に利用できる光回線を見つけてみてくださいね。

それでは今回はこの辺で。

お読みいただきありがとうございました☺