[マンション向け]光回線20社の格安ランキング2024年|安くお得に使えるのはココ

2024年10月19日

タク
ITエンジニア

こんにちは、ITマニアのタクです。
今回はマンションで安く使える光回線のランキング紹介です。毎月更新。一部光回線のマンションプランは設備タイプのみならず、同一建物内の加入戸数によっても月額が変動するので注意が必要です。

おすすめ>>[戸建て向け]光回線格安ランキング全19社2024年

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1、[マンション向け]光回線20社の格安ランキング【2024年10月】

こちらの記事では光回線おすすめ20社のマンションプランにおいて、割引やキャッシュバック等を加味した実質月額で毎月ランキング紹介しております。ただし、割引やキャッシュバック額の少ないもしくはない光回線の場合は実質月額≒基本月額としています。

【▼比較表の注意点他】
・「契約料」=契約事務手数料。登録料。
・「CB」=キャッシュバック。
・CBや割引額の多い光回線は看板プランでの実質月額例を算出しています。
光回線
(通信速度)
マンション基本月額
(契約料/工事費)
キャンペーン・プラン
rank
1,auひかり
(100M,
664M,1G)
月額3,740円
~5,500円

(3,300円/実質無料)
・月額は設備タイプ次第。
auひかり
【注目】最大7.2~9.3万円キャッシュバック実施中。金額は窓口次第
・auひかりは8プロバイダが提供するKDDIの独自回線
・auひかりマンションは設備タイプと利用戸数で速度と月額が決まっている
その他・・・乗り換えスタートサポート(違約金最大5万円還元)、初期費用相当額割引(工事費実質無料)、初月無料、auスマートバリュー、UQの自宅セット割
▼auひかりマンションの実質月額例(タイプV,16契約以上・GMOとくとくBBのケース)
(契約3,300円+月4,180円×23カ月-CB84,000円)÷24カ月
=月643円


おすすめ記事>>auひかり代理店の比較-takublo-net
rank
2,コミュファ光
東海
(100M,
1G,10G)
月額4,070円
(770円/無料※)
※工事費は通常27,500円。スタート割(2年契約)・安心サポートplus同時申込みで無料。
・月額は1年間割引あり。
commufa
・【注目】最大3万円キャッシュバックキャンペーン
・コミュファ光は東海の電力会社系光回線
・コミュファ光がプロバイダとなるプロバイダ一体型プラン(推奨)と、他社がプロバイダとなるプロバイダ選択型プランに分かれる
その他・・・最大3万円キャッシュバック、コミュファ光1年間割引キャンペーン、スタート割/長期継続割引、光乗り換えキャンペーン、オプション加入キャンペーン、auスマートバリュー、自宅セット割(UQ)など。併用不可なものあり
▼コミュファ光マンションF1Gの実質月額例
(契約770円+月2,450円×12カ月+月4,070円×12カ月-CB25,000円)÷24カ月
=月2.250円


rank
3,@nifty光
(1G,10G)
月額4,378円
(3,300円/実質無料)
・20か月間割引あり。
@nifty
【注目】3年プラン限定。実質1年分無料 or 3万円キャッシュバック
・@nifty光はnifty提供の光コラボ
・開通月無料。2か月目から20か月間1,100円月額割引
その他・・・工事費実質無料、@nifty光3年プランなら月額料金実質1年分無料 or 3万円キャッシュバック、IPv4 over IPv6対応WiFiルーターレンタル25カ月間無料、セキュリティ1年間無料、@nifty光テレビとスカパー!対象プラン同時申込でテレビ接続工事料無料、auスマートバリュー、UQの自宅セット割
▼@nifty光の実質月額例
(契約3,300円+月3,278円×20カ月-@nifty使用権45,000円+月4,378円×15カ月)÷36カ月
=月2,487円


4,Softbank光
(1G,10G)
月額4,180円
(3,300円/実質無料)
softbank光
【注目】Softbank光10ギガが半年間月額500円
・Softbank光はyahoo!BB提供の光コラボ
・Softbank光10ギガを新規お申込みの方は半年間月額500円(税込)
(10ギガは2024年現在まだまだ一部地域限定のサービスです)
その他・・・工事費実質無料、37,000円キャッシュバック(下記代理店CB)、10ギガ半年間月額500円、開通前WiFIルーター無料貸出しあり、他社解約違約金を全額ソフトバンクが負担、おうち割光セット
▼Softbank光1Gの実質月額例
(契約3,300円+月4,180円×24カ月-CB37,000円)÷24カ月
=月2,776円


5,メガ・エッグ
中国
(1G,10G)
月額4,070円~
(3,300円/実質無料)
【注目】メガエッグマンション最大2年間月額3,520円~(でんき割プラス適用時)
・メガ・エッグは株)エネコム提供の電力会社系光回線。中国電力
その他・・・新規加入割引月330円割引(2年間)、メガ・エッグでんき割プラス月550円割引(永年)、標準工事費実質無料、新規向け2万円キャッシュバック(下記代理店限定)、乗り換えキャッシュバック最大8万円、ルーターレンタル1年間無料、セキュリティ標準装備(ウイルスバスター)、auスマートバリュー、UQの自宅セット割
▼メガエッグ光ベーシックマンションの実質月額例
(契約3,300円+月3,520円×24カ月-CB20,000円)÷24カ月
2,824円


6,NURO光
マンション
6地方+
(2G,10G)
月額3,850円
(3,300円/実質無料)
nuro光
【注目】超高速2G光回線が月額3,850円でご利用可
・NURO光はSo-net(SONY)提供の下り最大2Gbps超高速の独自回線
・提供エリア内にある40戸以上の集合住宅が対象
・提供エリア・・・北海道,東北3県,関東,東海,関西,中国2県,九州2県
(ただし東北3県[宮城,福島,山形]は10Gのみご利用可)
その他・・・25,000円キャッシュバック、初月無料、契約期間の縛りなし、開通まで最短1~2週間、宅内工事費実質無料、おうち割光セット
▼NURO光マンションプラン2年間の実質月額例
(契約3,300円+月3,850円×24カ月-CB25,000円)÷24カ月
=月2,946円


7,Biglobe光
(1G,10G)
月額4,378円
(3,300円/実質無料)
biglobe光
【注目】最大1年間実質月額300円キャンペーン
(上記はキャッシュバックと割引を踏まえての実質月額料金です)
・Biglobe光は特典豊富なBiglobe提供の光コラボ
その他・・・4万円キャッシュバック、1年間414円月額値引、初月無料、無線LANルーター1年間無料(通常月額550円)、新規工事費実質無料、ビッグローブ光テレビ同時申し込みで1万円キャッシュバック、解約違約金0円、auスマートバリュー、自宅セット割、biglobeモバイル、他お得なプロバイダ特典あり
▼BIGLOBE光マンションタイプの実質月額例
(契約3,300円+(月4,378円-414値引)×11カ月+月4,378円×24カ月-CB40,000円)÷36カ月
=月3,110円


8,GMOとくとくBB光mini
(1G)
月額3,300円
(3,300円/実質無料)
gmo
【注目】業界最安級のマンション基本月額3,300円
・GMOとくとくBB光mini(光コラボ)はminiプラン専用帯域の利用により低価格を実現
・混雑時は速度低下する場合あり
・簡単手続きで上位プラン(通常のGMOとくとくBB光)へ変更可
その他・・・工事費実質無料、契約期間の縛りなし、スカパー!新規同時加入でテレビ接続工事料無料、他社解約違約金補填最大6万円、テレビ・電話他オプション同時申込で最大26,000円キャッシュバックあり

ドコモ光
(1G,10G)
月額4,400円
(3,300円/無料)
・月額はプロバイダタイプA・2年契約
docomo
【注目】ドコモ光10ギガ基本料金最大6カ月間月額500円(税込)キャンペーン
・ドコモ光は24プロバイダ対応の光コラボ。
・タイプA(マンション1G月額4,400円)とタイプB(マンション1G月額4,620円)プロバイダに分かれる
・ルーターレンタル無料特典のあるプロバイダ多数あり
その他・・・最大35,000円キャッシュバック(ドコモ携帯ユーザーかつ下記代理店限定)、ドコモ光10ギガ月額基本料金最大6カ月間月額500円、ドコモ光新規工事料無料、ドコモ光セット割
▼ドコモ光1Gの実質月額例
(契約3,300円+月4,400円×24カ月-CB25,000円)÷24カ月
=月3,496円

▼ドコモ光10Gの実質月額例(ワンコインキャンペーン時)
(契約3,300円+月500円×6カ月+月6,380円×18カ月-CB35,000円)÷24カ月
=月3.589円


NURO光
6地方
(2G,10G)
月額5,200円
(3,300円/実質無料)
・3年契約時の月額
nuro光
【注目】NURO光お申込の方全員に6万円キャッシュバック(オプション不要)
・NURO光はSo-net提供下り最大2G,10Gの独自回線
・39戸以下の集合住宅もしくは戸建てでお申込み可
その他・・・新規向け6万円キャッシュバック、基本工事費(44,000円分)実質無料、オプション同時申込で最大44,000円追加キャッシュバック、レンタルWIFi最大2か月無料、PlayStation®5デジタル・エディション(月額1,430円)、おうち割光セット、NUROモバイルセット割
NURO光の提供エリア・・・北海道,関東,関西,東海,中国2県,九州2県
▼NURO光の実質月額例
(契約3,300円+月5,200円×36カ月-CB60,000円)÷36カ月
=月3.625円


ピカラ光
四国
(1G,10G)
月額4,400円
(無料/無料)
【注目】10Gみんなでお試しキャンペーン実施中
・ピカラ光は(株)STNet提供の電力会社系光回線。四国電力。
・10Gみんなでお試しキャンペーン・・・1年間10Gの月額料金が1,500円/月割引。期間2024年8月1日~2025年1月末まで
その他・・・でんきといっしょ割コース(永年800円割引)、ステップ2コース(4年間600円割引)、初期費用無料、初月無料、セキュリティソフト標準装備、25,000円分のデジタルギフトプレゼント(PayPay他)、auスマートバリュー、自宅セット割、ピカラモバイル
[ピカラ光の実質月額例・・・ステップ2コースの中間値となる月3,674円]

GMOとくとくBB光
(1G,10G)
月額3,773円
(3,300円/実質無料)
gmo
【注目】WiFiルーター無料レンタルOK。その後プレゼント
・GMOとくとくBB光は速度評価の高い光コラボ
・1GプランはWiFiルーター無料レンタルOK。3年以上ご利用でそのままプレゼント
その他・・・キャッシュバックあり、工事費実質無料、他社解約違約金還元最大6万円、オプション追加で最大2.6万円キャッシュバック、契約期間の縛りなし

おてがる光
(1G,10G)
月額3,608円
(3,300円/実質無料)
・別途IPv6オプション(165円)あり。推奨。
【注目】格安の月額3,773円(IPv6オプション料金含む)~
・おてがる光(光コラボ)は株)エクスゲート提供の光コラボ
その他・・・新規工事費無料、契約期間の縛りなし、IPv6オプション月額165円

excite.MEC光
(1G)
月額3,850円~
(無料/無料)
・キャンペーンにより1年間月額3,597円他。
【注目】標準工事費完全無料|残債請求なし
・excite.MEC光は老舗BB.エキサイト提供の光コラボ
・標準工事費完全無料のため、早期解約しても工事費の残債請求なし
・WiFiルーターはご自身で用意するか、申込特典「WiFiルータープレゼント」を選択するか、excite.MEC光対応ルーター(月額264円)をレンタルする
その他・・・初期費用無料(初月無料・標準工事費無料・契約事務手数料無料・開通手続き料無料(要特典選択))、契約期間の縛りなし、引越し時の工事費無料

eo光
関西
(100M,
1G,10G)
月額3,876円~
(3,300円/無料)
・上記月額はVDSL方式の場合。月額はマンション・導入方式により異なる。
eo
【注目】eo光マンションはeo暮らしスタート割で初めの2年間がお得
・eo光はお得なセット料金がウリとなる関西地方の電力会社系光回線
・eo暮らしスタート割・・・eo光ネットマンションタイプにて2年間月額550円を割引。さらに標準工事費無料
その他・・・eo暮らしスタート割、他社違約金補填最大1.5万円、無線LANルーターレンタル1年間無料キャンペーン、eoセキュリティパック1年無料、auスマートバリュー、UQ自宅セット割、mineoセット割
[eo光マンションの実質月額は建物・導入方式により異なる]

So-net光
S/M/L
(1G)
S:月額3,400円
M:月額4,895円
L:月額5,995円

(3,500円/実質無料)
so-net
【注目】月額基本料金最大6か月無料キャンペーン
・So-net光(光コラボ)はS(専用帯域)、M(標準帯域)、L(広帯域)プランを切り替えながらご利用可
その他・・・全プラン月額基本料金最大6カ月無料キャンペーン、さくさくスイッチワンデー(So-net光S専用高速帯域オプション。220円/日)、契約期間の縛りなし、各種オプション最大6か月無料、Benefit Station for So-net、S-SAFE(セキュリティ)、NUROモバイルセット割
▼So-net光Sの実質月額例(6カ月無料キャンペーン適用)
(契約3,500円+工事29,040円+月3,400円×18カ月)÷24カ月
=月3,906円


楽天ひかり
(1G)
月額4,180円
(800円/22,000円)
・楽天モバイルと併用で楽天ひかりが半年間月額無料。
rakuten
【注目】楽天ひかり月額基本料6カ月間0円キャンペーン実施中
・楽天ひかりは楽天ブロードバンド提供の光コラボ
・楽天ひかりに初めてお申込み&楽天モバイルご利用で楽天ひかりの月額基本料が6か月間0円となるキャンペーン
・楽天ひかり(+2倍)と楽天モバイル(+4倍)ご利用で楽天市場のお買い物が毎日ポイント7倍へ(楽天SPU)
その他・・・楽天SPU(ポイント最大17倍へ)
▼楽天ひかりマンションプランの実質月額例(6か月間0円キャンペーン適用)
(契約880円+工事22,000円+月4,180円×18カ月)÷24カ月
=4,088円


J:COM
NET
(320M,
1G,10G)
月額5,258円
(3,080円/無料)
・2年契約
jcomnet
【注目】集合住宅超速ネット光1Gが3か月間月額0円&1万円キャッシュバックキャンペーン
・J:COM NETは国内最大手のケーブルテレビ回線
その他・・・次世代AIWiFIで常時安定した通信環境、WEB限定スタート割、WEB得、J:COMTVシン・スタンダード、J:COMSTREAM、J:COMLINK mini、ディズニープラス最大3か月無料、auスマートバリュー、自宅セット割、J:COMモバイル、最強ヤング割[26歳以下]、最短4日で開通
▼J:COM NETの実質月額例
(契約3,080円+月5,258円×21カ月)÷24カ月
月4,729円


BBIQ
九州
(1G,6G,10G)
月額4,510~6,380円
(880円/実質無料)
・月額は同一建物内の加入戸数で変動する。初年度大幅割引あり。
【注目】複数割引適用で1年間マンション1G月額2,200円より
・BBIQは(株)QTNet提供の電力会社系光回線。九州電力
その他・・・ギガスタート割:1,100円/月割引、九電グループまとめてあんしん割:110円/月割引、月額料金割引キャンペーン:1,100円/月割引、初月無料、標準工事費実質無料、auスマートバリュー、自宅セット割、QTモバイルセット割
▼BBIQマンション2年契約の実質月額例(他の加入者なしの場合)
(契約880円+月4,180円×12カ月+月6,380円×12カ月)÷24カ月
=月5,317円


フレッツ光
(企業向け)
月額4,950円
+550円~

(880円/22,000円分割)
・マンション・スーパーハイスピードタイプ隼(6契約以上)光はじめ割適用時の月額。別途要プロバイダ料金月額550円~
・フレッツ光はNTT東西が提供している光回線。以前は国内トップシェアを持った。現在は主に企業向け回線。個人向けにはより低料金かつ特典豊富な光コラボレーション各種がおすすめです。

【▼モバイルセット割他について】
●auスマートバリュー・・・セット利用でauスマホが毎月550円 or 1,100円割引。
●ドコモセット割・・・セット利用でドコモスマホが毎月550円 or 1,100円割引。
●おうち割光セット・・・セット利用でソフトバンクスマホが毎月550円 or 1,100円割引。
●自宅セット割・・・セット利用でUQスマホが毎月最大858円割引。
●NUROモバイルセット割・・・セット利用でNUROモバイルが1年無料~。
(各種セット割には対象外スマホプランがあります。)
●光コラボ・・・光コラボレーション。NTT提供のフレッツ光を各プロバイダ事業者が借り受けて提供する光回線のこと。

2、[マンション]安く使える光回線の選び方3つのポイント

ここではコスパで光回線を選ぶ際に大切な3つのポイントについて解説していきます。

1、実質月額が安いところを選ぶ

まずはコスト。安くてお得な光回線選びは実質的な料金で比較するのがおすすめです。ここでは毎月のコストとして比較的実感しやすい「実質月額」で考えてみます。

実質月額とは、契約期間内にかかる費用総額(主に契約料・工事費・基本月額の契約月数分の合計額)からキャンペーン等による割引・キャッシュバック額等を引いたものを契約月数で割って算出するものです。

ちなみに光回線マンションタイプの基本月額の相場は、一般に月額4,000~4,500円程とされています。

▼マンション向け光回線実質月額が比較的安いところ

auひかり、NURO光マンション、@nifty光、ソフトバンク光、メガエッグ、GMOとくとくBB光mini、コミュファ光、JCOM(J:COM InMyRoom)など

2、用途に適した通信速度の回線を選ぶ

次はパフォーマンスです。せっかく安くてお得そうな光回線を契約してもご利用用途によっては充分な通信速度が出ず、不便・不満を感じてしまうことになります。例えば再生中の動画が度々止まったり、データの送受信に時間がかかりすぎたりなど。いくら安くてもそれでは困りますよね。

光回線はご自身のネット用途に適した通信速度(実効速度)の回線を選ぶことが大切です。下記「光回線の用途別快適な下り実効速度」をご参考に。

光回線のマンションタイプは戸建てタイプの最大1Gbpsや最大10Gbpsのプランだけでなく、回線によっては通信方式次第で最大100Mbpsなど遅い速度しか出ないプランも多く存在しています。例えばauひかり、コミュファ光、eo光等です。

光回線の戸建てタイプに使われる通信方式は基本的に光ファイバーだけで伝送する「光配線方式(最大1Gbps)」です。しかしその一方、マンションタイプに使われているのはこの方式に加え、光ファイバーと電話回線を併用した「VDSL方式(最大100Mbps)」、光ファイバーとLANケーブルを併用した「LAN方式(最大100Mbps)」があります。

各種光回線のマンションタイプは基本的に導入済みの回線設備を使うため、お申し込み前から利用可能か否かや申し込めるタイプ・方式などはすでに決まっています。このため、例え希望するタイプを選択して光回線を申し込んでもタイプ変更になったり申込み不可として断られる場合もあります。

【▼光回線の用途別必要な下り実効速度】
  • SNS/Webサイト閲覧・・・1~10Mbps(高画質画像や動画の送受信には10Mbps以上推奨)
  • 動画視聴(標準画質)・・・1Mbps
  • 動画視聴(高画質HD)・・・3Mbps


  • (こちらのラインより上は最大100Mbps光回線でも基本問題のない用途です。一方下記用途の場合、充分なパフォーマンス維持のためには最大1Gbpsもしくはそれ以上の光回線がおすすめです。)

  • 動画視聴(4K8K、ひかりTV他)・・・20Mbps
  • Web会議・・・30Mbps
  • オンラインゲーム・・・30~100Mbps※
※オンラインゲームを快適にプレイする為には回線速度の他にPing値も重要です。
▼5G~10Gbpsプランのある光回線

auひかり(5・10Gプランは関東のみ)、NURO光、コミュファ光、eo光、PIKARA光、メガ・エッグ、BBIQ、ソフトバンク光、ドコモ光、GMOとくとくBB光、ビッグローブ光、@nifty光、おてがる光、J;COM

(5G~10Gbpsプラン非対応の光回線・・・楽天ひかり、DTI光、一部プロバイダのドコモ光など。)

3、[乗り換え]違約金・工事費残債を負担してくれるところを選ぶ

回線乗り換えの場合、内容次第で絶対外せないのがこちら。光回線を契約期間内に解約すると違約金や工事費残債等が発生する場合があります。違約金のほうは現在法律により、2022年7月契約分以降はどこも当該サービスの月額ひと月分が上限となりました。

一方、工事費残債は回線の種類や解約時点でどのくらい支払い済かによりますが、万単位の高額残債を一括支払いしなければならないケースも少なくありません。こうした解約コストは場合によりかなりの痛手となってしまうのではないでしょうか。

しかし、光回線の中には新規契約したのちにこうした他社回線解約時の違約金等をキャッシュバックしてくれるところがいくつかあります。「乗り換えサポート」等の名目によるキャンペーンです。

光回線を乗り換える際に上記のような解約コストがかかる場合、新しい乗り換え先にはこうしたキャンペーンを実施しているところを選ぶのがコスパ上おすすめです。

▼乗り換えサポートキャンペーンを実施している光回線

NURO光、GMOとくとくBB光(mini含む)、eo光、コミュファ光、auひかり、ソフトバンク光

(上記のうち、契約時の工事費残債も還元してくれるのは初めの3回線のみです。)

3、その他選ぶポイント

マンション戸建て問わず、基本光回線選びでは上記3つのポイントがコスパ上最重要ですが、それ以外にもいくつか注意しておきたいポイントがあります。

1、プロバイダ(ISP)で選ぶ

光回線の中には対応プロバイダ(Internet Service Provider)が1つではないものもいくつかあります。主にはauひかり、ドコモ光、コミュファ光(プロバイダ選択型)の3回線です。それらの光回線を申し込む場合はどこのプロバイダにするかをユーザーが選択できます。

同じ光回線でもプロバイダのサイトから申し込んだ場合は無論そのプロバイダを選択したことになりますし、代理店サイトから申し込んだ場合はその代理店が取り扱っている対応プロバイダの中から1つを選択することになります。

選ぶプロバイダにより受けられるサービスや特典は大きく異なります。もし希望するプロバイダがお有りの場合には当然ながら利用できる光回線の種類も制限されます。

おすすめ記事⇒⇒プロバイダの光回線シェアランキング|サービス比較表-takublo-net

2、モバイルセット割の対象回線を選ぶ

モバイルセット割はお使いのスマホと対象の光回線他をセット利用することで、毎月のスマホ料金が550~1,100円割引されるサービスです。多くの場合ご家族も適用可(条件あり)。3大携帯キャリアほかいくつかの格安SIMでも実施されています。例えばKDDIのauスマートバリューやNTTドコモのドコモセット割など。

しかし、以前より最大割引額が減ったこと(以前は最大2,200円割引だった)、一定額以上の月額スマホプランにしか適用されないこと、近年格安のモバイルサービスが多く出てきたことなどを踏まえると、現在ではモバイルセット割はそれほどお得とは言えなくなりました。一人暮らしの方など単体適用だとなおさらです。

結論、モバイルセット割は使えるに越したことはありませんが、今はそこまで使うことにこだわる必要もありません。光回線の月額割引などと同様に「実質月額」を決める要素の1つとして考え、算出された実質月額がより安い光回線を選ぶのが結局はコスパ上おすすめです。

4、マンションで光回線のお申込み~開通までの流れ

マンションにて光回線のお申込みから開通までの流れは事前確認含めて下記のようになります。

▼マンションにて光回線お申込みの流れ

1、申込前の注意点を確認する
   ↓
2、一番お得な窓口から回線を申込む
   ↓
3、工事日の調整
   ↓
4、開通工事・簡単な設定

1、申込前の注意点(事前確認)

集合住宅にて光回線を申込む場合、事前確認として下記を注意しておきましょう。ここでは私の経験も材料に解説していきます。

—マンションにて光回線を申込む前の注意点—
  1. そもそも提供エリアか否か
  2. 管理会社や大家への確認(承諾を得る)
  3. 適用されるプラン・タイプの確認

1、そもそも提供エリアか否か

~▼対応エリアの広さ別光回線一覧2024年~
  1. ほぼ全国対応・・・NTTフレッツ光&光コラボJ:COM NET光
  2. 国内6~8割エリアに対応・・・
    • auひかり(1Gは沖縄・関西,東海の戸建てを除くほぼ全国に対応。5G,10Gは関東戸建ての一部地域のみ対応)
    • NURO光(北海道,東北3県,関東,東海,関西,中国2県,九州2県に対応。ただし東北3県は10Gのみ可)
  3. 一部地方にのみ対応・・・コミュファ光(東海)、eo光(関西)、Pikara光(四国)、MEGAEGG(中国)、BBIQ(九州)

光回線は現在、NTTフレッツ光&光コラボレーション回線(ドコモ光,ソフトバンク光・・他多数あり)とケーブルテレビ最大手JCOM NET光がほぼ日本全国に対応中。最も広いエリアをカバーしています。次に広いのは独自回線2種(auひかり,NURO光)で、日本の6~8割の地域に対応しています。

その他の光回線は地域の電力会社が運営元となっている各地方限定の光回線で、最も狭いエリアとなります。どの光回線もお申込みページには必ず提供エリアが記載されていますので確認しておきましょう。

2、管理会社や大家への確認(承諾を得る)

賃貸マンションにお住まいで光回線を契約する際は、管理会社や大家さんに確認する必要があります。特にまだ導入されていない光回線を新規で建物に引き込む場合は、建物の外壁に穴を開けたり共用部に設備設置をする必要があるため、その工事許可が必要なんですね。

そうした場合、例えば管理会社に「自分の部屋で〇〇光回線を利用したいがOKか?」という内容で連絡すると基本下記どちらかの返答があります。

▼管理会社からの返答パターン▼
  1. OKとなる可能性があるケース・・・「工事業者に(工事)計画書と承諾書を弊社へ郵送するようお伝えください。⇒<郵送先>」
  2. NGのケース・・・「〇〇という理由でNGです。」

上記返答1があった場合にはとりあえず回線を申し込んでのち、上記やり取りが済んでから工事日の調整という流れになります。上記返答2があった場合は別の種類の光回線を検討する、もしくは光回線は諦めてホームルーター等工事不要で利用できるインターネット回線を検討することになるでしょう。

また上記確認の際は、管理会社や大家さんには「退去時に回線設備の撤去が必要か否か」についても一応確認しておくと良いでしょう。

上記回線工事を承諾した時点で大抵は撤去不要となるでしょうが、退去時の現状回復に厳しい管理会社は存在すること・光回線の設備撤去はどこも万単位の撤去費用がかかることなどを踏まえると、一応確認しておくのが無難です。

3、適用されるプラン・タイプの確認

光回線マンションプランは建物ごとに決まっている配線方式や利用戸数によって最大通信速度や月額が異なる場合があります。そもそも入居者数が回線の導入基準に達していない場合にはその建物自体、対象光回線のマンションプランが利用不可となります。

マンション(集合住宅)で光回線を利用したい場合、ご希望のプラン・タイプが適用されるのか否かは申込み後の案内時に必ず確認しておきましょう。例え申込みが済んでいても工事日前までなら全て無償キャンセルが可能です。

ちなみに、どの光回線も回線公式HPでは住所を入力して表示されるお住まいの建物名を選択することで、マンションプランがご利用可能か否かやどのタイプが適用可能なのかを事前に調べることが可能です。

2、一番お得な窓口から回線を申し込む

上記事前確認ができたらいよいよ光回線のお申込みです。回線によっては回線公式サイトだけでなく、プロバイダサイトや代理店サイトなど複数の受付窓口が存在します。

どの窓口から申し込むかで受け取れる申込特典(キャッシュバックや割引他)が大きく異なります。後悔のないよう一番メリットの大きな窓口をしっかり選ぶようにしたいですね。

3、工事日の調整

例え回線導入済みのマンションプランであっても光回線の開通工事には立ち合いが必要です。工事予約時は提示される工事可能日の中からご自身の予定としっかり照らし合わせて問題のない工事予定日を決定しましょう。

また、春頃(3~5月)に関しては引越しシーズンのため、多くの方が新しい家でネットを利用しようと光回線の予約が殺到し、近々の予約が中々取れなくなります。そうした時期に開通を希望される場合はなるべく早めに申し込んで工事予約までを済ませておくのがおすすめです。

4、開通工事・簡単な設定

工事完了後はルーター・ONU機器を差し込み口につなぐだけで簡単にネットに繋がります。無線LANルーターの説明書を見たりプロバイダの指示に従って手順通りに設定しましょう。

5、おわりに

一般に光回線のマンションプランは回線設備を同一建物内のユーザー同士が一部共有するため、月額料金は戸建てプランに比べて安く設定されています。

せっかくマンションにお住まいで速度が同じならば、明らかに安く利用できるマンション用のプランでお申し込みをしたいものですよね。しかし建物によってはまだ設備未導入だったりして適用されず、止むなく戸建てプランで申し込むケースもよくあります。

キャンペーンも含め、マンションでできるだけ安くお得に利用できる光回線を見つけるために、本記事が少しでもあなたのお役に立てば幸いです。

では今回はこの辺で。

お読みいただきありがとうございました☺