【最新】楽天モバイルRakuten UN-LIMIT Ⅵをレビュー解説します|6つのメリットと3つの注意点

2021年10月21日

この記事では僕がちょうど今年から利用させてもらっている大手携帯キャリアの1つとなった楽天モバイルについて軽くレビューしてみたいと思います。楽天モバイルを使ってみようか否か迷ってる方は参考にしてみてくださいね😀

1、楽天モバイルRakuten UN-LIMIT(Ⅵ)をレビュー解説します|6つのメリットと3つの注意点

楽天モバイルのプランは現在「全ての人に最適なワンプラン」という名目で好評となっている「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」のみ。新しいバージョンがリリースされると自動でサービスもアプリも無償アップグレードされるので、いつ申込んでもサービス内容に違いはありません。

ちなみに僕が申込んだ2021年3月時点ではバージョンⅤでした。その直後(4月)にⅥへアップグレード。ここでは楽天モバイルRakuten UN-LIMIT Ⅵのメリットと注意点をまとめました。下記に順番にレビュー解説していきます。

▲[画像1]Rakuten UN-LIMIT Ⅵ。
【▼楽天モバイルRakuten UN-LIMIT(Ⅵ)6つのメリットと3つの注意点】

[▽メリット]

  1. 楽天回線エリア(※1)内はデータ無制限。
  2. 月額0円~3,278円の4段階料金制。月1GBまで無料。
  3. RakutenLinkアプリ使用なら無料で国内かけ放題。
  4. テザリングを無料利用可。
  5. 支払方法が豊富(クレカ、デビット、口座の3種類)。
  6. 最低利用期間がなくいつでも解約可(解約締め日は毎月15日)。

[▽注意点]

  1. 楽天回線対応製品以外は動作保証対象外。
  2. 楽天回線エリア外は高速通信が月5GBまで。
  3. キャリアメールが使えない(2021年中には対応予定)。

(※1:楽天回線エリアの確認はこちら

>>【キャンペーン実施中】楽天モバイル|Rakuten UN-LIMIT Ⅵ

1、楽天回線エリア内はデータ無制限。

楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT Ⅵは、楽天回線エリア(現在人口カバー率88%以上)内では高速データ通信が無制限で利用できます。「UN-LIMIT」の名の通り、使えるデータ量に上限がないので、短時間に異常と判断される量のデータ通信を行ったりしない限り基本的に通信制限がかかることはまずありません。実際利用中の私自身、通信状態は常時快適です。

2、月額0円~3,278円の4段階料金制。月1GBまで無料。

Rakuten UN-LIMIT Ⅵは、毎月使った分だけ下記基本料を支払う4段階料金制です。月1GBまで無料で使えるのが何より嬉しいですね。ただしそれは1回線目のみ。2回線目以降は月0~3GBまでが月額1,078円になります。

2回線目以降は例えデータ量を全く使わなくとも最低月1,078円は必ず発生するということです。さすがに完全無料で稼働してる携帯を何台も所有できるほど世の中甘くないということですね笑)

携帯1台のみであれば、例えば自宅ではWiFiに繋いでたくさんネットを使い、外出時は通信量を制限すれば、毎月完全無料で使っていくことも可能です。ちなみに私もそれに近いスタンスです笑)。

【▼Rakuten UN-LIMIT Ⅵプランの料金表】

  • 月1GB以下は無料。 (1回線目のみ)
  • 月1GB超~3GBは月額1,078円税込。
  • 月3GB超~20GBは月額1,980円税込。
  • 月20GB超は月額3,278円税込(完全定額)。

3、RakutenLinkアプリ使用なら無料で国内かけ放題。

Androidの場合、RakutenLinkを使えば基本的に国内のスマホ・固定電話へ無料でかけ放題、SMSし放題です。これに関しては相手がRakutenLinkを使用していてもいなくても関係ありません。しかし海外の電話番号への通話・SMSは基本有料です。

ただiOSの場合は別。iPhone等ではRakutenLink同士のケースを除けばRakutenLinkでの通話着信・SMS送受信がそもそもできません。なので基本的にはそれらの機能を補えて、通話発信・SMS送信料金のかかってしまう(着信・受信は無料)他の通話アプリも使う必要があります。楽天モバイルでiPhoneを使用する方はその点ご注意ください。

4、テザリングを無料利用可。

楽天モバイルはテザリング(※2)が可能です。別途申し込みやオプション料金等は不要。通常のモバイルデータ通信の1つとして処理されます。方法はiPhone・Android別に下記。実際にやってみたところ、私のOPPO端末でのテザリングでも30秒位で手持ちのPCをネットに簡単接続できました。

通信速度に関しては、テザリング接続した状態のPCブラウザで「BNRスピードテスト」サイトを開き速度測定してみたところ、下り約27Mbpsとそこそこの実効速度が出ました。これなら高画質の動画も途切れることなく観られる充分な速度と言えます。

(※2: テザリングとはスマホ端末をWiFiルーター代わり(アクセスポイント)にし、パソコン等の別端末をネットに接続することをいいます。)

  • iPhoneの場合: 設定>インターネット共有>WiFiのパスワード
    • 上記をタップしたのち、WiFiのパスワードを設定し、「他の人の接続を許可」をONにする。そしてネットに接続したい対象端末のWiFi設定画面からご利用のiPhoneデバイス名を見つけて「接続」をクリックし、設定したパスワードを入力する。
  • Androidの場合: 設定>その他のワイヤレス接続>パーソナルホットスポット
    • 上記をタップしたのち、「パーソナルホットスポットを有効化」をタップする(画像2)。次にネットに接続したい対象端末のWiFi設定画面からご利用のAndroidデバイス名を見つけて「接続」をクリックし、個人用ホットスポット設定に書かれている名前とパスコードを入力する(2回目以降はパスコードの入力なしに接続可)。
▲[画像2]Androidのパーソナルホットスポット。

5、支払方法が豊富(クレカ、デビット、口座の3種類)。

楽天モバイルで設定しておける支払い方法は基本「クレジットカード」「デビットカード」「口座振替」の3種類があります。楽天ポイントも利用設定しておくことで1ポイント=1円として月々の支払いに使用可。デビットカードに関しては、楽天銀行デビットカード、スルガ銀行デビットカードのみ利用可能です。

6、最低利用期間がなくいつでも解約可(解約締め日は毎月15日)。

楽天モバイルは「〇年契約」等の最低利用期間がないため、いつ止めても違約金が発生することはありません。ただし、毎月15日が解約締め日なので、15日までに解約申請(受理まで)すれば当月末を以って解約OK。一方、それを過ぎて16日以降の解約申請になると翌月末での解約となります。

(△注意点1) 楽天回線対応製品以外は動作保証対象外。

Rakuten UN-LIMIT Ⅵは使えるスマホ端末にかなり制限があり、古い機種は基本対応していないことが多いです。古めの機種で一部機能のみ使える端末もありますがおすすめはしません。楽天モバイルでは、楽天回線対応製品以外での利用は契約自体は可能ですが、基本的に全て自己責任でサポートも付きませんよというスタンスです。詳細は楽天回線対応製品へ。

もし現在お持ちのスマホ端末が楽天モバイルに対応していない場合、楽天モバイルにて契約時にSIMと同時購入する以外に、別途楽天市場で中古品を安く購入するのもおすすめです。楽天モバイル公式で販売してる端末は、多めのポイントバックはされるものの料金自体はやはり高いですからね。

私も楽天モバイル契約時は楽天市場でRakuten UN-LIMIT対応製品を探してSIMと同時購入しました。その時見つけた安くて良さそうなデバイスがOPPO AX7(税込9千円位)でありました。参考>>【楽天市場】楽天回線対応スマートフォン

(△注意点2) 楽天回線エリア外は高速通信が月5GBまで。

楽天モバイルは、楽天回線エリア外ではパートナー回線(au回線)に接続します。パートナー回線の高速通信の上限は国内月5GBまで。超過後は月末まで最大1Mbpsに速度制限されます。ちなみに楽天回線エリアの人口カバー率は、2021年5月末時点で88.6%。2022年3月頃に96%を達成予定と公式発表されています。

ご参考までにいいますと、筆者は現在福岡県在住です。地方都市ですが、my楽天モバイルアプリのホーム画面には「楽天回線エリア接続中」と出ています(画像7-①)。一応ご契約前にはお住まいの地域が楽天回線エリアかパートナー回線エリアかを楽天モバイル公式ページより確認しておくことをおすすめします。

(△注意点3) キャリアメールが使えない(2021年中には対応予定)。

以前あった楽天モバイルのキャリアメールアドレスは現在は提供されていません。公式発表によれば2021年中には提供予定とのこと。始めは2021年夏に提供予定でしたが延期発表があり、2021年10月の現時点でまだ提供されていません。コロナコロナでまたさらに延期されるかもしれませんね。

2、本当に無料!?楽天モバイル無料キャンペーンの実態を公開

楽天モバイルは現在プラン料金3か月間無料キャンペーンを実施中です。これ本当かどうか申込んだ事ない方は怪しんでしまいますよね。でもこれ実際本当に無料なのです。

僕の場合は今年4月に申込んでから半年経った10月の現時点で楽天モバイルの料金はまだ1円も発生していないんですよ(1年無料のケース。画像3)。別途購入したスマホ端末費用は9千円程かかりましたけどね。

▲[画像3]my楽天モバイルアプリ-ホーム画面。

>>【無料キャンペーン実施中】楽天モバイル|Rakuten UN-LIMIT Ⅵ

3、楽天モバイルの初期設定手順

ここでは楽天モバイル契約後の初期設定手順について楽天モバイルSTART GUIDEの情報を元に大まかな流れを解説します。使用したスマホ端末はAndroid OPPO AX7です。

【▼楽天モバイルの初期設定6つの手順】   楽天モバイルSTART GUIDEより。

  1. スマホの事前確認・準備をする。(※3)
  2. スマホにSIMカードをセットする。
  3. スマホの初期設定をする(初めて電源を入れる場合のみ)。
  4. 楽天回線の開通を確認する。
  5. Rakuten Linkアプリの設定をする。
  6. my楽天モバイルアプリの設定をする。

※3:楽天モバイルでスマホ端末とSIMカードの両方を購入した場合はスマホの事前確認・準備は不要。その場合は手順1を省き、手順2~6を行います。

▲[画像4]Rakuten Linkアプリとmy楽天モバイルアプリ。

それでは順番に解説していきます。

まず手順1。スマホの事前確認・準備をする。これは楽天モバイルを使える端末か否かの最終確認、そしてソフトウエアアップデートを行っておくものです。既存の端末を利用する場合や、中古端末を新たに購入した場合などに行う必要のある最初の手順です。楽天モバイルで端末・SIMカードの両方を購入した場合は、すでに使用準備の済んだ楽天モバイルの端末が届くため手順1は不要。手順2へ進んでください。

続いて手順2。スマホにSIMカードをセットする。端末の電源が切れてる事を確認した上で楽天モバイルのSIMカードを端末にセットし、電源を入れます。この際、SIMカードを挿入するトレイを引き出す為にSIMピンが必要。通常SIMピンは端末と同梱されて届きますが、私の場合のOPPO端末は楽天市場からの中古購入でしたので、SIMピンが入っておらず一時は困りましたが安全ピンで代用できました(画像1)。

安全ピンの尖った部分のように長さ1cm弱程度ある極細形状の棒であれば何でもOK。お手元に安全ピンやクリップ等があればSIMピンの代わりになります。SIMカードトレイ横の小さな穴にSIMピン(安全ピン等で代用可)の先端を差し込むとSIMカードトレイが出てくるので、トレイにSIMカードをセットして挿入し電源を入れます。

続いて手順3。スマホ端末の初期設定です。新品端末を購入して初めて電源を入れる場合はこの初期設定が必要です。使う言語やネット接続、Googleアカウント等の設定です。端末ごとの初期設定方法はこちらで案内されています。

続いて手順4。楽天回線の開通を確認します。確認方法はWiFiがOFFになっている状態でChrome等のブラウザアプリをタップしてWebページがちゃんと表示されることを確認するだけです。Android(楽天回線対応製品)の場合はSIMカードをセットすると自動的に楽天回線が開通します。他のAndroid(楽天回線対応製品以外)やiPhone(iOS)の場合、楽天回線開通の為にAPN設定が必要です。

手順5は「Rakuten Link」アプリ。楽天モバイルのお得な通話アプリ「Rakuten Link」をインストールして設定します。楽天モバイルの無料通話・SMSを利用するにはこのアプリが必要です。

そして手順6。最後は「my楽天モバイル」アプリです。このアプリで楽天モバイルの利用状況を確認して一括管理が可能。これをインストール・設定して完了です。

以上!楽天モバイルRakutenUN-LIMIT Ⅵの設定終了です。

4、毎月の料金確認方法

楽天モバイルの毎月の利用料金は、PCブラウザから「Rakuten Web Portal」サイト(下記画像5)、もしくはmy楽天モバイルアプリ(画像3)から確認できます。PCブラウザからは、Rakuten Web PortalサイトにユーザIDとパスワードでログインするとトップページに直近過去3か月間の利用料金が表示されます。

右上のメニュータブから「利用料金」を選択すると、過去全ての月の利用料金と内訳が月数選択式で表示されます。スマホからはmy楽天モバイルアプリで同サイトの情報を確認できます。

▲[画像5]Rakuten Web PortalサイトTOPページ。

5、問い合わせ方法

楽天モバイルへのお問い合わせはチャット相談か電話相談があります。おすすめはチャット相談。my楽天モバイルアプリの右下にあるサポート>チャット相談へ(画像6)。これが一番手軽で履歴も残るゆえに確実なのでおすすめ。ちなみに電話相談も同ページ内に案内されています。

僕も分からないことが出てきた時は毎回チャットで問い合わせてます。とりあえずここに質問を投げておけば数時間のうちに担当の方が返答してくれます。もちろん急ぐ時やすぐ答えが返ってきそうな内容なら電話相談もいいでしょう。

▲[画像6]my楽天モバイルアプリ-サポートページ。

6、楽天モバイルの感想まとめ

僕が楽天モバイルを今のOPPO端末で使い始めて半年経過しましたが、料金・サービス面など特に目立った不満はありません。料金は現在無料期間中なので当然なのですが。ただ、キャリアメールアドレスが未だ提供されていないので、これが提供されれば各種メルマガ等に登録できるので早く使えるようになればいいなと思っています。

各種サービスは以前使っていたauと比べると大幅に満足。分からない事があるときはアプリのチャットサポートに質問を投げておけば、2時間以内には返答が返ってきて即解決してます。RakutenLinkの通話・SMS機能も特に不満なく使えています。通話品質も比較的クリアでよく聞こえてます。

おまけで一点だけ。Rakuten UN-LIMITの利用開始に合わせて購入した楽天回線対応機種OPPOは今回初めて使いました。SMS受信や通話着信があったことをお知らせするために端末側面のLEDランプが点滅を続けるスマホ機種は多いかと思いますが、OPPO AX7端末にはその機能が付いていません。

私が以前使っていたSHARPのAQUOS端末にはその機能が付いていたので何かしらの連絡があった時にはすぐ気付けて便利だと感じていました。なのでOPPOにその機能が付いていないと調べて知った当初は結構落胆しました。しかし現在は慣れて特に不便は感じていません。

そもそも僕の場合、それほど事を急ぐような用途でスマホを使っていないですからね。ただ、今でもそのお知らせ機能があるに越したことはない位には思っています。この点に不便を感じそうな方はこのお知らせ機能が付いた他の楽天回線対応端末を検討なさったほうが良いでしょう😀

以上。楽天モバイルRakuten UN-LIMIT Ⅵの私的なレビュー解説でございました。