[まるわかり]auひかりの基本情報&メリット・デメリットの全て
こんにちは、タクです、
この記事では以前僕も使わせていただいてた光回線-auひかりについてまとめています。auひかりの基本情報からメリット・デメリットまで全てを盛り込みました。auひかりに興味ある方はどうぞご覧くださいませ。
1、auひかりの基本情報
auひかりの基本情報は下記になります。
- 回線の種類: KDDI(株)提供の独自回線
- 提供エリア: ほぼ全国(関西・東海の戸建て、沖縄を除く)
- プロバイダ: 次の8プロバイダから選択。
So-net、BIGLOBE、GMOとくとくBB、auonenet、@nifty、AsahiNet、@TCOM、DTI - 通信速度: auひかりホームは全て上り下り最大1Gbps(関東のみ5G・10Gbpsあり)。auひかりマンションは上り下り最大100M~1Gbps(導入タイプ次第・選択不可)
- 通信方式: デュアルスタック方式(IPv4・IPv6通信を自動切換)
- WiFi: auひかり公式ホームゲートウエイ機器の内臓無線LAN機能(WiFi)月額利用料550円。ただしauスマートバリューもしくはUQの自宅セット割適用で無料となる。
- オプション: auひかり電話(月額550円)、auひかりテレビ(「STBレンタル月額550円」+「1ジャンルパック料金月額1,628円~」or「TELASA月額618円」)、5G・10Gプラン(関東ホームのみ)、セキュリティ(各プロバイダが提供)、Netflixパック、おうちどこでもWi-Fi、かけつけ設定サポート
- セット割: auスマートバリュー、自宅セット割(UQ)
- 回線公式キャンペーン: 初期費用相当額割引(=工事費実質無料)、乗り換えスタートサポート(最大3万円CB+上乗せ1or2万円あり)
- 初期費用:
- 新規登録料:3,300円
- 工事費:ホーム41,250円|マンション33,000円
- 料金プラン:(ネットのみの場合)
- 戸建て: auひかりホーム1Gの各プランは次の通り。
・ずっとギガ得プラン(3年契約)初年度月額5,610円、2年目月額5,500円、3年目以降永年月額5,390円
・ギガ得プラン(2年契約)永年月額5,720円
・標準プラン(契約期間なし)永年月額6,930円 - 集合住宅: auひかりマンションの「タイプ|速度|月額」は主に次の通り。設備導入済み建物のみお申込み可。タイプ選択は不可。月額は2年契約となる安価なお得プラン(A)のものです。安い順に記載。
・タイプE16契約以上|最大100Mbps|月額3,740円
・タイプE8契約以上|最大100Mbps|月額4,070円
・タイプV16契約以上|最大100Mbps|月額4,180円
・都市機構|最大100Mbps|月額4,180円
・タイプG16契約以上|最大664Mbps|月額4,180円
・都市機構G|最大664Mbps|月額4,180円
・タイプF|最大1Gbps|月額4,290円
・マンションギガ|最大1Gbps|月額4,455円
・タイプV8契約以上|最大100Mbps|月額4,510円
・タイプG8契約以上|最大664Mbps|月額4,510円
・マンションミニギガ|最大1Gbps|月額5,500円
(戸建て・集合住宅とも初月無料。) - 戸建て: auひかりホーム1Gの各プランは次の通り。
auひかりは上記のような特徴をもっています。多くのユーザーを抱えるNTT系回線とは違うKDDI独自の光回線であるため、その分混雑しにくくユーザーからの速度評価が高いという傾向があります。
auひかりは月額基本料金が業界平均的で特に安くも高くもない光回線ですが、初回申込時に選ぶ窓口次第で7万円以上の高額キャッシュバックを得ることができます。これにより、auひかりは初回契約期間(2~3年間)にかかる実質的コストは各種光回線の中でもトップクラスに安価であるといえるでしょう。
加えて、工事費は実質無料(初回契約期間における毎月の工事費分割払い、かつ毎月の相当額割引によるもの)。他回線からauひかりへのお乗り換え時に発生する違約金等の負担は、auひかり公式キャンペーンである乗り換えスタートサポートにより抑えることができます。
以上の点より、auひかりは光回線全般の中でも比較的乗り換えがしやすく、初回契約期間中は非常に低コストで利用できるおすすめの光回線です。ただし初回契約期間終了後に関しては、更新月にもっと月額が安い他の光回線に乗り換えるのがコスパ上はおすすめとなります。
現在auひかりをご検討中の方は下記おすすめ記事をご覧ください。
おすすめ記事>>auひかり代理店の比較・おすすめ窓口3社|全14社比較表-takublo-net
2、auひかり5つのメリット
auひかりのメリットは下記になります。
- 8プロバイダからお好きなサービス提供元を選べる。
- 独自回線ゆえに混雑しにくく高速通信環境が手に入る。
- 超高速5ギガを1ギガと同料金で利用できる(関東の一部地域限定)。
- au・UQスマホユーザーの方はセット割でスマホ料金が値引きされる。
- 回線業界トップクラスの高額キャッシュバックを受け取れる(窓口次第)。
1、8プロバイダからお好きなサービス提供元を選べる。
So-net、Biglobe、@nifty、auonenet、@TCOM、AsahiNet、DTI、GMOとくとくBB
auひかりの対応プロバイダは上記8社です。おすすめプロバイダはSo-net、Biglobe、GMOとくとくBBの3社。So-netとBiglobeは一部優良代理店のキャッシュバック条件の1つとして指定されている人気プロバイダであり、選べるオプションサービスも豊富なのが特徴です。
GMOとくとくBBはauひかり代理店がまったく取り扱っていないプロバイダなので、プロバイダをGMOとくとくBBにしたい場合は、GMOとくとくBBのauひかりサイトが唯一の受付窓口です。GMOとくとくBBもキャッシュバック額が優良代理店に負けないほどに高額です。
結論、この3社がユーザーメリットが最も大きいauひかりプロバイダと言えるでしょう。各プロバイダのサービス詳細は下記おすすめ記事へどうぞ。
ちなみに、いずれかの「受付代理店サイト」からauひかりを申し込んだ場合には、その代理店が取り扱う複数プロバイダの中から1つを選択することになります。一方、「プロバイダのサイト」から申し込んだ場合はもちろんそのプロバイダになります。
おすすめ記事>>プロバイダの光回線シェアランキング|サービス比較表-takublo-net
2、独自回線ゆえに混雑しにくく高速通信環境が手に入る。
auひかりの口コミは速い!超高速!と光回線の中では比較的高いユーザー評価となっています。速さの要因としては、NTT系回線よりはユーザー数の少ない独自回線であること、NTT系回線とは違う通信方式デュアルスタックを採用していることなどが考えられます。
また、auひかりは関東戸建て住まいの方向けに10ギガ・5ギガサービスも提供中です。5ギガは1ギガと同料金でご利用可。ただし、どのサービスでも必ずしも速い・満足できる速度が出るとは限りません。
大前提としてauひかりに限らず、こうした一般向け光回線は全て「ベストエフォート」タイプ。これが意味するは”最大限努力はしますが速度のお約束はできませんよ”というものです。
また、通信の実効速度には回線だけでなくご使用のPCやルーター機器の性能、お使いの場合はLANケーブルの規格や劣化度なども大いに関わってくるものだということを踏まえておきましょう。
3、超高速5ギガを1ギガと同料金で利用できる(関東の一部地域限定)。
auひかりは、関東地方の一部地域ホームプラン限定で超高速5ギガ・10ギガサービスを提供しています。料金は、5ギガは1ギガと同じ月額料金、10ギガは1ギガの月額料金+858円でご利用可。
これは超高速スタートプログラム(5・10ギガサービス向け3年間月550円割引となるプログラム)によるものです。このプログラムはお申込み後3年間限定のものにはなりますが、auスマートバリューが適用されている場合は4年目以降もずっと継続します。
現在他社光回線では大抵1ギガサービスに加え、10ギガサービスが大体月6千円台で提供されています。5ギガサービスがあるのは私の知る限りauひかりのみですが、1ギガと同じ月5千円台で利用できるというのはお得です。
4、au・UQスマホユーザーの方はセット割でスマホ料金が値引きされる。
auひかりはauスマートバリュー・自宅セット割(UQ)の対象回線です。auもしくはUQの「スマホ」とauひかりの「ネット」「固定電話」の3点セット利用でスマホのご利用料金が永年毎月最大1,100円割引されます。要申込み。ゆえにauひかりは主にau・UQスマホユーザーの方に人気があります。
ただし、今はこうした大手キャリアのスマホ以外にそもそも単独で安く使える格安SIM等がいくつも出てきていますので、コスパ上こうしたセット割にそこまで縛られる必要性は以前と比べると下がってきました。しかしそれでもせっかく誰でも使えるお得なセット割なので、使えそうなケースではしっかり使いたいですね。
5、回線業界トップクラスの高額キャッシュバックを受け取れる(窓口次第)。
auひかりは申し込む窓口次第では、auひかり公式キャンペーンが適用されるのはもちろんのこと、その窓口自体が提供元となる高額キャッシュバック等のキャンペーンも合わせて適用されます。
auひかりを申し込める窓口は、auのプロバイダauonenetを始めとした8つの対応プロバイダ(上記メリット1参照)に加えて複数の受付代理店が存在します。これらのうちユーザーメリットの最も高い優良窓口を選ぶことで、回線業界トップクラスの高額キャッシュバックを受け取ることができます。
一方、あまり良ろしくない窓口を選んでしまうと、せっかく誰しも一度しかないauひかり新規申込時という大チャンスに充分な申込特典を受け取ることができません。最悪、auひかり公式キャンペーンのみの適用となってしまいます。auひかり公式キャンペーンは回線元であるKDDI提供のためどの窓口から申し込んでも適用されます。
3、auひかり5つのデメリット(注意点)
auひかりのデメリットは下記になります。いずれもauひかりを利用する上での注意点のようなものですので、ご自身に当てはまりそうな項目は気を付けておきましょう。
- auひかりテレビは地デジ・CS/BSが視聴不可。
- auひかりはWiFi(無線LAN機能)が有料レンタル。
- auひかりホームでは半ば固定電話(光電話)の利用が必須。
- auひかりマンションは低速タイプが多い(タイプ選択は不可)。
- auひかりは解約時に設備撤去したい場合に撤去費用31,680円がかかる。
1、auひかりテレビは地デジ・CS/BSが視聴不可。
auひかりのテレビオプションは「専門チャンネル」と「ビデオ配信」の2種類が用意されている特異なサービスで、残念ながら地上波デジタル放送、BS・CS放送には非対応です。光回線のテレビオプションで地デジ・BS・CS放送も視聴したい場合は、auひかり以外を検討する必要があります。
2、auひかりはWiFi(無線LAN機能)が有料レンタル。
auひかりでWiFiを使いたい場合、通常はホームゲートウエイ無線LAN親機機能をレンタル(月額550円)することになります。ただし、auスマートバリュー適用の場合これは永年無料となります。
ホームゲートウエイとは光電話対応WiFiルーターのことで、光電話かWiFiどちらかのサービスを申し込むとその機能をONにしたホームゲートウェイが送られてきます。ただし、ご自身で購入するなどして別途WiFiルーターを用意できればWiFi利用目的でのホームゲートウェイは不要となります。
他の光回線では無料レンタルしていることの多いWiFiルーターですが、auひかりでは基本有料レンタルです。
3、auひかりホームでは固定電話の利用が半ば必須扱い。
auひかりホームにおいては、固定電話(auひかり電話)の利用が半ば必須という扱いとなっています。ただし固定電話はあくまでオプションですので、固定電話を利用(契約)せずネットのみでauひかりを利用するという形をとることはこちらのプランでももちろん可能です。
しかしながら、固定電話を利用しなければ結果としてユーザーの損となってしまうんですね。その主な理由は下記。
- auひかりホームずっとギガ得プランの場合、初期費用相当額割引による工事費割引は「ネット利用分(毎月628円割引)」と「電話利用分(毎月550円割引)」に分かれて約3年間割引される。ギガ得プラン・標準プランの場合は「ネット利用分(毎月1,243円割引)」と「電話利用分(毎月550円割引)」で約2年間割引される。そして固定電話(月額550円)をもし契約・利用しない場合は、これら工事費割引のうち「電話利用分(月550円割引)」のほうが割引されなくなる。結果として、月550円という料金が固定電話料金の代わりに毎月の工事費として別途かかってしまうようになる。
- auひかりの各優良窓口では、ユーザーがその窓口での申込特典となっているキャッシュバック満額を受け取るための条件として「固定電話の利用」もしくは「(それを含む)auスマートバリュー適用」を指定している。
上記の他にもWiFi無料や超高速5G,10Gサービスプログラムの4年目以降も継続となる条件として、auスマートバリュー(固定電話含む)の適用が条件指定されています。
ちなみにauひかりマンションの場合は、工事費割引サービスが「ネット利用分」と「電話利用分」に分かれていないため、ネットのみのご利用でも工事費はしっかりと満額割引されます。ゆえに上記理由1は無くなります。
上記理由により、auひかりホーム各種においては固定電話を利用してもしなくても実は月にかかる料金は同じになってしまうのです。さらには、固定電話を利用しない場合固定電話の利用料金以上にユーザーが損をすることになるケースも多いことは上記からお分かりいただけるかと思います。
結論として、auひかりホームではコスパを最大化させるためにはauスマートバリューを適用すること。そして固定電話の利用は半ば必須であると言えます。
4、auひかりマンションは低速タイプが多い(タイプ選択は不可)。
auひかりマンション各タイプの中には下り最大100Mbps程度の低速タイプも複数含まれます。建物には設備導入済みのためタイプ選択は不可。そうした低速タイプとなることが分かった場合、Youtube動画の視聴やSNS利用など通常用途の方であれば別段不自由はないでしょう。
しかしながら、例えばひかりTVなど4K8K高画質動画の視聴やオンラインゲームをされるような用途の方には映像が度々途切れたりなど不自由を感じるようになる可能性があります。後者の用途の方の場合、最大1Gbpsかそれ以上の速度となる別回線を検討なさるのがおすすめです。
ちなみにauひかりマンションの設備が未導入の集合住宅の場合、3階建て以下の建物であればauひかりホーム(最大1Gbps)を申し込むことはできます。auひかりマンションより料金は高くなりますが、何かしらの理由でどうしてもauひかりを使いたい場合はそちらの選択肢もあることを覚えておくと良いでしょう。
集合住宅にお住まいの方は、ご自身のマンションアパートが「auひかりマンション導入済み物件か否か」「どのタイプか」を下記より調べることができます。
5、auひかりは解約時に設備撤去したい場合に撤去費用31,680円がかかる。
現在auひかりは解約時に設備撤去したい場合、撤去費用31,680円(税込)がかかります。ちなみにNTT光コラボ回線(例:ソフトバンク光、ドコモ光など)は解約時の設備撤去は無料で行われます。
ただし、2018年3月1日~2022年6月30日の期間内にauひかりホームを申し込んだ方は、解約時の設備撤去工事は必須なので上記撤去費用が必ずかかります。その一方で、過去auひかりマンションを申し込んだ方であったり、2018年2月28日以前もしくは2022年7月1日以降にauひかりホームを申し込んだ方の場合、解約時の設備撤去工事は任意となります。
ただし集合住宅においては、退去時に大家さんから設備撤去を求められることで上記費用が必要になる場合があります。心配な方はauひかりを申し込む前、もしくは解約をお考えの時などにあらかじめ大家さんに退去時の設備撤去の必要性について聞いておくと想定外の出費を抑えられるので安心です。
・おすすめ記事紹介
4、まとめ
まとめです。
auひかりは選ぶ窓口次第にはなりますが、新規申し込みの方が高額キャッシュバックを受け取れることで初回契約期間の実質月額がとても安く済むお得な光回線です。
しかしながら、解約時に設備撤去が必要になって想定外の費用がかかってしまったり、auひかりマンションの場合は低速タイプ適用で思った以上にネット環境に不自由を感じてしまう結果となったりなど、auひかりならではの注意しておきたいポイントがいくつもあります。
本記事を参考にご自身にとってのauひかりの良し悪しを考えていただければ幸いです。
それでは今回はこの辺で。
お読みいただきありがとうございました☺