auひかり×So-netの評判・口コミ[契約・料金・速度]について解説します

こちらの記事ではauひかり×So-netの契約・料金に関する評判についてご紹介します。ちなみにこちらの光回線はプロバイダ公式サイトでは「So-net光(auひかり)」と表記されていますが、NTTの光コラボレーション回線「So-net光S/M/L」とは違いますのでご注意ください。

タク
IT管理人

こんにちは、タクです。
auひかり×So-netは特典豊富で速度評価も高い光回線ですが、うっかりしてたために大損したりのちに困ることになってしまった方々も多いです。この記事ではそんな方々の有益な口コミを集めてみましたのでご紹介していきます。

[So-netの詳細情報]

 So-netは日本・台湾で運営するISP(インターネットサービスプロバイダ)事業者。会員数は電機メーカー系ISPの中ではトップ。ちなみに2位はBiglobe(NEC系)、3位は@nifty(FUJITU系)。
●会員数: 300万人以上
●運営会社: ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社(SONY系)
●auひかりプロバイダの速度ランキング(みんそく・2024年12月): 第3位 /6プロバイダ中
●固定ブロードバンド契約数・ISPシェアランキング(MM総研・2024年9月末): 第4位(※①)
●その他So-netの特長・・・So-net会員向けオプションが豊富(サポート,セキュリティ,データ復旧,家族で使える優待割引サービスなど) / auひかりホームでは5ギガ・10ギガにも対応

※①固定ブロードバンド契約数・ISPシェア(2024年9月末・MM総研データ)・・・1位:NTTドコモ 2位:ソフトバンク 3位:J:COM 4位:So-net 5位:Biglobe 6位:KDDI 7位:オプテージ 8位:ニフティ

1、auひかり×So-netの契約・料金に関する口コミ評判

まずはauひかり×So-netの契約・料金に関する口コミ評判を紹介していきます。

[ケース①]撤去工事(有料)が必須となっていた期間に申し込んだ方々


【ケース①の解説】・・・auひかりは解約時に撤去工事を行う場合「撤去工事費」として通常31,680円がかかります。2024年現在この撤去工事は任意ですが、これが必須となっていた期間が実はありました。

それは「2018年3月1日~2022年6月30日」の間にauひかりホームを申し込んだ方。これに当てはまる方は現在もやはり解約時に、違約金などとは別に必ず撤去工事費31,680円を支払って撤去工事を行わなければなりません。下記参考情報参照。

上記口コミの方々はおそらくこの期間にお申込みなさったのでしょう。この撤去工事必須となる件は当時のauひかり料金ページにしっかりと記載されていましたので、多少いじわるな事情だとは思いますが残念ながら詐欺ではありません。

一方、上記に当てはまらない方、つまりは「2018年2月28日以前、または2022年7月1日以降」にauひかりホームを申し込んだ方は撤去工事は任意となっており、回線撤去したい方のみ同料金を支払って撤去工事する形となっています。ちなみにauひかりマンションでは、解約時は基本的に設備残置となるのでもちろん撤去費用などは発生しません。

また、ここで1つ知識としてもっておきたいのは、光回線の中には他社回線の解約違約金等を還元してくれる「乗り換えサポートキャンペーン」を行っているところがいくつかあるということ。その中には違約金だけでなくこの回線撤去費用も還元項目に含まれているところがあります。下記一覧参照。

auひかりの次の乗り換え先にこうしたところを選ぶことで、例え撤去費用がかかってしまってもその実質的な負担を無くすことができるのでおすすめです。

[▼他社光回線撤去費用も還元してくれる乗り換えサポートを実施している光回線一覧]

ドコモ光、ソフトバンク光、コミュファ光、eo光、GMOとくとくBB光

参考情報: auひかり諸費用・契約解除料について -So-net公式サイト

[ケース②]手続き忘れのためにキャッシュバックを受け取れなかった件

【ケース②の解説】・・・So-net公式サイトのauひかりキャッシュバックの受け取り期間は現在どのプランもほぼ’初回契約期間満了時’というタイミングとなっています。下記画像参照。

上記の方はauひかりホームということでおそらく戸建(ずっとギガ得プラン)の方で、開通から約3年後というタイミングでの受け取り期間中にキャッシュバック申請手続きが必要だった方だと思います。

受け取り期間を1日過ぎて思い出したということで時すでに遅し。相当ショックだったことでしょう。So-net公式サイトから申し込むauひかりはこのようにキャッシュバックのタイミングがかなり遅いです。

そのためこうした窓口から申し込んだ際にはしっかりとキャッシュバック受け取り期間をカレンダーや付箋に書いておいたりなど忘れない工夫をしたほうが安心です。

また、どうしても忘れそうな方にはauひかり代理店から申し込むのがおすすめです。auひかり代理店の中には、申込時の電話口でキャッシュバック申請手続きが完了するところや、キャッシュバックの受け取り時期が最短で開通翌月末、あるいは遅くとも開通から約1年後とSo-net公式サイトよりはずっと早いタイミングとなっています。

上記のような優良代理店を選べば手続き忘れは100%防ぐことができます。ただし、代理店から申し込むことで同じSo-netのauひかりとは言ってもキャッシュバック額や受取条件は代理店によって変わり、So-net公式サイトの申込特典は無くなります。

▲So-net光(auひかり)のキャッシュバック受け取り期間。

[ケース③]開通工事後は工事費の請求からは絶対逃げられない件

[ケース③の解説]・・・auひかりの工事費は申し込む窓口により実質無料になるところと払わなければならないところに分かれます。後者は公式)初期費用相当額割引(=工事費実質無料)キャンペーンを実施していないauひかりプロバイダもあるからです。

初期費用相当額割引とは初回契約期間(2or3年間)中に毎月発生する工事費分割払い分を毎月相当額(同額)割り引くことで初回契約期間満了時までには工事費実質無料となっている仕組みです。

しかしどちらのケースであっても、上記の方は1日でauひかりをやめてらっしゃるので、工事費(+登録料)は全額払わなければなりません。

また、auひかりに限らず光回線は開通工事前であれば無償キャンセルが可能です。今回の方ももう2日前にやめる決断ができていれば工事前ということで無償キャンセルでき、工事費や登録料は払わずに済んだでしょう。もったいない結果となってしまいましたね。

▲auひかり公式サイト>初期費用相当額割引:auひかりホーム。「割引期間中に解約された場合、割引は継続いたしません。」これはつまり、割引期間中に解約された場合はその時点で残っている初期費用(工事費残債)を全額支払わなければならなくなるということです。

[ケース④]So-netのauひかりはWebで退会手続きができるようになった件

[ケース④の解説]・・・So-netのauひかりを解約・退会したい場合、現在はSo-netサイトの会員サポートページから専用チャットにて電話もしくはWeb退会を選べるようになっています。下記画像参照。

また、So-netマイページでは「今月・来月・再来月に解約するといくらかかるのか」という違約金等の解約費用の確認が常時できますので、事前に見ておくことをおすすめします。

上記で電話を使う場合、So-netサポートデスク退会専用窓口の電話番号はお問い合わせ内容によって複数に分かれており、どうやら一定期間ごとに変わることもあるようです。

今回筆者が試したところ、通信系サイトにあった情報や口コミとは違う番号が表示されました。おそらく迷惑電話対策でしょう。お問い合わせの際は多少面倒でも会員サポートページのチャットから電話番号を毎回確認したほうが良いでしょう。

▲So-netサイト>会員サポートページ>専用チャット。「電話番号を確認する」を選択するとSo-net退会専用窓口の電話番号(無料)が表示されます。「Web退会を進める」を選択すると各種確認事項をチェックした後、ログインしてマイページから退会可能。また、ユーザーID/パスワードが分からない等でログインできない場合はSMS認証による本人確認をして退会可能となっています。

[ケース⑤]契約書類を紛失してauひかりの解約に困った件

[ケース⑤の解説]・・・契約書類を紛失して現在使っている光回線の解約方法が分からなくなるケースはネットの口コミでもよく目にします。特にauひかりホーム(ずっとギガ得プラン)の場合は契約期間3年と長めですし、契約更新して6年9年・・と長く使っている方ほど紛失リスクは増します。

普段パソコンを使わない方や、ご利用プロバイダのマイページを見ないような方は特に上記のようなケースに陥りやすいでしょう。

また、近年の光回線はどこも請求書支払いでなくクレジットカード支払いが主流となっており、最初の契約時を除けば家にお使いの光回線関連の書類が送られてくるようなことはほとんどありません。

そのため、人によっては今使っているのがどこの会社の何という光回線なのかすら分からなくなっている方もいます。そうした方もやはり解約したい時上記の方のように困惑することになります。

そして最後に。auひかりに限りませんが、光回線は上記でも触れたように契約時に届く契約書類を除けば関連書類はほとんど手元に残りません。ゆえにそうした契約書類は絶対に紛失しないよう大切に保管しておきましょう。

So-netはじめご利用プロバイダの契約状況の確認や各種申込などは大抵ネット上のマイページからいつでもできますが、やはり契約書という物理的な媒体が手元にあったほうが安心ですからね。

[その他]So-netのauひかり申込から開通までの時間軸

[その他解説]・・・So-netのauひかり開通までの時間軸の口コミがあったのでここでご紹介します。筆者も以前auひかりを利用させてもらっていましたが、開通までの時間軸は大体上記のような感じで申込から開通までは1か月もかからなかったと思います。

auひかりの開通工事はKDDIが行うため、光コラボレーションにあたる多くの光回線の開通工事を担うNTTと比べると比較的近い日付の工事予約が取りやすくなっています。春頃の繁忙期はどこの業者も忙しいですがね。

2、auひかり×So-netの速度に関する口コミ評判

では次にauひかり×So-net速度に関する口コミ評判です。まずはあまり良くない口コミから。ケース(地域・建物・機器)によっては下記のように速度好評のauひかり×So-netでもあまり快適とは言えないネット環境となってしまいます。

次にauひかり×So-netで「速い!」「快適」などの良い口コミをご紹介します。

下記はおそらく関東戸建てでauひかりホーム5Gor10Gをお使いの方です。さすがに素晴らしい速度とPing値ですね。

3、auひかり×So-netの受付窓口おすすめ2025年

auひかり×So-netは窓口の違いにより大きく下記1,2に分かれます。どちらも同じSo-netが提供するauひかりなのでインターネットの速度や質に違いはありませんが、受け取れる特典内容が異なります。

  1. So-net公式サイトのauひかり
  2. auひかり代理店から申し込むauひかり(プロバイダはSo-netを指定)

1,So-net公式サイトから申し込むauひかり・・・こちらは、キャッシュバックが比較的少なめもしくは無い、かつ受け取り時期が開通から2or3年後と遅い代わりにホーム限定で光電話が無料であったり、So-net会員向け各種オプションサービスの無料利用期間が最大6か月間ある等の特典があります。

2,auひかり代理店から申し込むauひかり(プロバイダはSo-netを指定)・・・代理店は基本的にキャッシュバックが全て。選ぶ代理店次第で申込特典となっているキャッシュバックがSo-net公式サイト以上に超高額となっていたり、最短で代理店キャッシュバックを開通翌月末に受け取れるなどのメリットがあります。

では最後に上記1,2どちらがおすすめかについて。

特典総額だけで考えると、基本ほとんどの方には2がおすすめです。

理由としては、1はauひかりずっとギガ得プラン(3年契約)以外はキャッシュバックがごく少額もしくはないこと(2024年12月時点)。また、au・So-net各オプションの無料期間分の価値は大体2,000~4,000円位の範囲であることが挙げられます。大抵の方は無線LAN以外のオプションは利用しないか、利用しても1つか2つ程度でしょう。

ゆえに特典総額で比較した結果、ほとんどの方にはSo-net公式サイトよりも対象が広くずっと高額のキャッシュバックを時期尚早に受け取れる2,auひかりの’優良代理店’と呼ばれる代理店からの申し込みのほうが断然特典価値が高くおすすめとなります。詳細は下記おすすめ記事を参照。

①So-net公式サイトのauひかり

So-net公式のauひかり
so-netのauひかりの写真
[特典一覧]
  1. 初めの3か月間は月額無料。
  2. [公式]auひかり乗り換えサポート。他社解約違約金を最大3万円キャッシュバック。
  3. 工事費は毎月月額にプラスして支払い、初回契約期間満了時期に全額キャッシュバック。
  4. So-net1社からキャッシュバック。対象はずっとギガ得プラン(6万円)・ギガ得プラン(1万円)のみ。受け取り時期は開通から2or3年後。
  5. ホームタイプなら電話サービス(月額550円)が約3年間無料。
  6. テレビサービスの各ジャンルパック(月額1,628円~)が最大2か月無料。
  7. v6プラス対応ルーター(月額660円)が最大6か月無料。
  8. So-net会員向けオプション(月額330~660円)が6か月間無料。
  9. 開通までモバイルWi-Fiルーターを1か月間無料レンタルOK。
(時期により終わっている特典がある場合があります。必ず公式サイトでご確認ください。)

②auひかり代理店から申し込むauひかり

auひかり代理店の共通特典
  1. 初月無料。
  2. [公式]auひかり乗り換えサポート。他社解約違約金等を最大3万円キャッシュバック。最大2万円の上乗せあり。
  3. [公式]初期費用相当額割引。工事費分割払い分と同額が毎月割り引かれることで工事費は実質無料となる。
  4. 代理店・プロバイダの2社からキャッシュバック。金額・受け取り時期等は代理店による。

⇒[おすすめ記事]auひかり代理店の比較・おすすめ窓口3社-takublo-net

[おすすめ1]代理店)フルコミット株式会社のauひかり
・・・特典Bを選ぶことで約1年後に代理店・プロバイダから計93,000円(業界最高額)キャッシュバックされます。プロバイダはSo-net・Biglobeどちらを選んでもOK。

[おすすめ2]代理店)株式会社NNコミュニケーションズのauひかり
・・・開通1か月後に代理店から最大42,000円(業界最速)、そののちプロバイダから最大25,000円キャッシュバック。ただしこれはBiglobeの場合。So-netを選択すると代理店キャッシュバックがこれより5千円減額されます。

4、まとめ

まとめです。

現在So-netのauひかりを申し込む場合、大抵の方におすすめとなる窓口は代理店一択といえます。So-net公式サイトのauひかりは、オプションサービスの無料利用期間がある代わりにキャッシュバック条件が現状かなり悪いためです。

一方、auひかりの優良代理店と呼ばれる窓口からの申し込みであれば、キャッシュバックの高額さ・手続きの簡単さ・還元時期の早さの3拍子が揃っています。詳細は上記おすすめ記事へ。

それでは今回はこの辺で。

ご覧いただきありがとうございました。