[マンション向け]安い光回線おすすめランキングBEST10-2025年最新


ITマニア
こんにちは、タクです。
今回はマンションで安く使える光回線のランキング紹介です。光回線のマンションプランは各建物に導入済みの設備タイプにより速度と月額が決められています。同一建物内の加入戸数で月額が変わる回線もあります。そうした事情で一律月額とはならない回線もあるため、光回線のマンションプランはなかなか料金比較が難しい実状があります。
Contents
1、マンションで光回線を使うために確認すべきこと

マンションで光回線を利用したい場合、まずお住まいの物件の現在の設備内容(光回線導入済みor未導入)を管理会社や大家さんに確認する必要があります。光回線導入済みの場合は、入居時に予め回線の種類などを案内されているかと思いますので、それに従って対象回線の契約手続きをします。ただしその場合、契約先を選べる場合と選べない場合があります。
設備内容 | 光回線事業者を選べる/選べない | 工事 | 契約プラン |
1、「インターネット完備(導入済み)」 | 選べない | 不要 | マンションプラン |
2、「インターネット対応(導入済み)」 | 選べる場合と選べない場合がある | 基本必要(不要の場合もある) | マンションプラン |
3、光回線未導入の場合 | 選べる(要工事許可) | 必要 | ホームプラン |
1、「インターネット完備」物件の場合
お住まいの物件情報欄に「インターネット完備」とある場合は、特定のインターネット回線がマンションの各部屋まですでに引き込まれており、かつ回線事業者との契約も済んでいる状態ですので契約先はそこ一択です。工事も不要。ご入居後はすぐにONU等を光コンセントに接続してインターネットを利用開始できます。
ちなみにこの場合は一部設備を各戸で共有するマンションプランでの契約となるため、専用ケーブルを直接引き込む戸建て用のホームプランより月額が約1,000円程度安くなります。

2、「インターネット対応」物件の場合
お住まいの物件情報欄に「インターネット対応」とある場合は、特定の種類のインターネット回線設備がマンションの共用部分に導入されており、かつ各部屋までは引き込まれていない状態を指します。
その場合入居時に案内されているかと思いますが、入居者ご自身で回線事業者との契約が必要となり、回線事業者は選べる場合と選べない場合があります。基本的には簡易な引き込み工事も必要ですので、詳しくは管理会社か大家さんに工事許可申請も兼ねて確認してみると良いでしょう。
おすすめ回線事業者(光回線)は下記ランキングへ。
なお、導入済み設備がNTTフレッツ光である場合、同じ設備でフレッツ光より月額が安く特典豊富ないずれかの光コラボレーション事業者の中から契約先を選ぶことになるでしょう。その場合前の入居者の方がすでに引き込み工事を完了していれば工事は不要。回線契約後はすぐに部屋に設置済みの光コンセントにONU等を接続してインターネットを利用開始できます。
また、この場合も上記同様マンションプランでの契約となるため、戸建て用のホームプランより月額が約1,000円程度安くなります。
3、光回線未導入の場合 ⇒ ホームプラン

上記1,2どちらでもない場合は光回線未導入の物件と考えられます。どの種の回線設備も入っていない物件です。比較的築年数が古めであったり戸数の少ない物件に多いですね。
そうした光回線未導入の集合住宅でこれから光回線を契約・利用していきたい場合、基本的にマンションプランは契約不可。建物内共用スペースへの回線設備設置がなされていないためです。この場合、お申し込みした回線事業者からは電柱からお部屋まで直接光ファイバーケーブルを引き込む戸建て用のホームプランがおすすめされます。
マンションプランより月額は割高となりますが、それを踏まえた上でお申込みを希望される場合は下記①②の手順で行います。
①管理会社か大家さんへ光回線工事許可申請をする
②光回線を申し込む

まず①管理会社か大家さんへ光回線工事許可申請を行います。これはもう簡単でいいので、お住まいの物件の管理会社か大家さんに「光回線を使いたいので建物内への回線設備設置工事の許可をお願いします」といった感じで連絡するだけです。
すると承諾 or 不承諾。もしくは「回線事業者(工事業者)に計画書・承諾書を弊社まで郵送するようお伝えください⇒[郵送先]」といった返答が返ってくることがあります(ユーザー経験済み)。
光回線にも複数種類がありますので、どの種の光回線がどういった形での設備設置工事を行うのかが分からないと管理会社や大家さんも判断のしようがないんですね。承諾、もしくは上記書類郵送の件を言われた場合も了解した上で一旦保留として次のステップへ行きます。
次に②光回線の申し込みを行います。申し込む回線事業者は管理会社か大家さんから特に制限されていなければ、基本的にはNTT光コラボから地域限定回線まで広く選べます。
おすすめ光回線は下記ランキングへ。
上記計画書等郵送の件がある場合はそれを回線事業者に伝えます。この段階では工事日はまだ未定でOK。回線事業者による現地調査を行った上での郵送となるので、多少日数がかかることは覚悟しておきましょう。
そして管理会社や大家さんからの承諾が得られたらいよいよ工事日を決定して申込みを進めます。一方で、万一管理会社や大家さんから承諾を得られなかった場合は、残念ですが回線事業者に申込キャンセルの連絡を入れましょう。光回線は工事前であれば基本的に無償キャンセルができます。
また、上記でご希望の光回線が契約できなかった場合はこちら >>▽5、特定の光回線が契約不可だった場合-takublo-net
2、[マンション向け]安い光回線おすすめランキングBEST10【2025年9月】

こちらの記事では光回線主要19社のマンションプランにおいて、割引やキャッシュバック等キャンペーンを加味した初回契約期間もしくは2年間の実質月額でランキング紹介しております。毎月更新。大まかな概算ですので、中には個々の事情で追加料金が必要となるケースもありますことをご承知おきください。
▼[マンション向け]安い光回線おすすめランキングBEST10【2025年9月】
- 第1位・・・auひかり×GMO 実質月額910円
- 第2位・・・NURO光 実質月額1,827円
- 第3位・・・コミュファ光 実質月額2,250円
- 第4位・・・@nifty光 実質月額2,487円
- 第5位・・・ソフトバンク光 実質月額2,651円
- 第6位・・・メガエッグ 実質月額2,824円
- 第7位・・・GMOとくとくBB光mini 実質月額3,300円
- 第8位・・・So-net光 実質月額3,336円
- 第9位・・・Biglobe光 実質月額3,452円
- 第10位・・・PIKARA光 実質月額3,520円
第1位 auひかり×GMOとくとくBB

auひかりマンション×GMOとくとくBB|実質月額910円
▽auひかり|GMOとくとくBBのケース
・auひかりマンションギガ(最大1Gbps・月額4,455円)の場合。
・3か月間無料キャンペーン。
・キャッシュバック75,000円。
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(2年目月額5,500円、3年目以降月額5,390円) auスマートバリュー適用で半額へ ・・・auひかりはNTTとは異なるKDDI株式会社の独自回線です。auスマートバリューが適用されるとauスマホが毎月最大1,100円割引されるだけでなく、ルーターレンタル料が半額になったり、超高速スタートプログラム(3年間割引あり)が4年目以降も割引継続したりするなど他にもさまざまな優遇が成されます。 ![]() |
・通信業界トップクラスの高額キャッシュバックあり。 ・関東の一部地域は5G,10Gをご利用可。5Gは1Gと同月額(超高速スタートプログラム)。 ・auひかりマンションは古い設備タイプ(VDSL)が多い。他の1Gbps光回線と同等以上の月額料金を支払いながらも最大100Mbpsの低速タイプになることがある。 ・auひかりテレビは専門チャンネルとVODのみ。地デジ,BS,CSは視聴不可。 ※①・・・auひかりホームでは初期費用相当額割引がネット分,電話分に分かれています(マンションはネット分のみなので問題なし)。auひかりホームでauひかり電話を申し込まない場合電話分が割引されなくなるため、auひかり電話と同月額が工事費として毎月かかるようになります。他にも、受付窓口によってはネットとともにauひかり電話を申し込まない場合は申し込む場合よりもキャッシュバック額が大幅に減額されることが多いです。他にもまだデメリットあり。こうした理由により、auひかりホームではauひかり電話を利用することはコスパ上必須と言って良いでしょう。何せ利用してもしなくても月額が変わらないことに加え、申し込まないと受け取れる特典が減ってしまうことが多いですからね。 |
auひかりの受付窓口は、対応プロバイダ8社のサイトに加えて複数の受付代理店サイトなど比較的多くあります。そのうちいくつかは独自の高額キャッシュバック等お得なキャンペーンを実施していますが、「ホームかマンションか?、auひかり電話は申込むか否か?、1Gか10Gか?」など申込内容次第で各社のキャッシュバック額は大きく変わります。 |
第2位 NURO光

NURO光マンション(2G)|実質月額1,827円
▽NURO光マンション
・初月無料。月額3,850円。
・NURO光マンションはキャッシュバック48,000円。
第3位 コミュファ光

▼コミュファ光マンションF1G|実質月額2,250円
▽コミュファ光
・マンションF1Gは月額4,070円。
・光割引キャンペーンで1年間は月額2,450円。
・一部代理店経由の申込で1Gプランはキャッシュバック25,000円。

第4位 @nifty光
▽@nifty光
・初月無料。基本月額4,378円。
・3年プランは20か月間(2~21か月目)割引によりは月額3,278円。
・ニフティポイント32,000ptを付与。これは48,000円分の@nifty使用権に交換可(1.5倍へ)。
第5位 ソフトバンク光
▽ソフトバンク光
・月額4,180円。
・キャッシュバック40,000円。
第6位 メガ・エッグ
▽メガ・エッグ
・月額3,520円(新規加入割引、メガエッグでんき割プラス適用時の料金)
・1Gはキャッシュバック20,000円。
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(上記は新規加入割引、でんき割プラス適用時) ・・・MEGAEGG(メガエッグ)は株式会社エネコムが提供する中国地方で使える電力会社系光回線です。他社電力会社系同様、MEGAEGGも中国電力の対象電気プランとのセット利用で月額が業界相場よりも安くなります。さらに高性能セキュリティも3端末まで無料。最大8万円まで他社解約金もフォローしてもらえるので比較的乗り換えがしやすい光回線です。 |
・PC・スマホ・タブレット等3台までセキュリティ無料(トレンドマイクロ)。 ・乗り換えサポート。他社解約金を最大8万円までキャッシュバックがある。 ・移転工事費が無料。 ・IPv6を利用するには光電話か対応ルーターレンタルの契約が必須。 |

第7位 GMOとくとくBB光mini
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・・・GMOとくとくBB光はドメインやサーバーサービスも運営するIT大手GMOグループの1社が提供する業界でもトップクラスに格安かつ速度高評のNTT光コラボレーションです。公式HPにて速度実測値を公開中。申込内容に応じたキャッシュバックあり。契約期間の縛りなし。ただし、工事費が3年間の分割払いかつ相当額割引となっていますので、もし3年以内に解約すると工事費残債が発生する点は注意です。 ![]() |
・格安(月額3,773円~)&工事費実質無料。 ・1Gご利用の方はルーターレンタル料無料。3年後にそのままプレゼント。 ・超高速v6プラスを標準(無料)提供。 ・電話・テレビオプション加入で追加キャッシュバック。 ・GMOひかりテレビとスカパー!対象商品(月額1,980円以上のプラン)の同時申込でテレビ接続工事料(通常19,800円)が無料。 |
☆さらに格安の専用帯域プランはこちら>> GMOとくとくBB光mini(月額3,300円~) |
第8位 So-net光
▽So-net光
・2年間月額1,980円キャンペーン。
第9位 ビッグローブ光
▽ビッグローブ光
・月額4,378円。
・3か月間500円キャンペーン。
・キャッシュバック25,000円。
第10位 ピカラ光
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(上記はでんきといっしょ割適用時) (各地のケーブルテレビ業者が提供) (ネットと電話のセット利用で無料) ・・・ピカラ光は株式会社STNetが提供する四国地方限定の電力会社系光回線です。こちらの光回線は一部例外を除き初期費用完全無料で始められるのが大きなメリットです。契約事務手数料は0円で、工事費も2年間の利用で実質無料となります。基本月額は戸建て・集合住宅とも相場通り(ドコモ光と同じ)ですが、対象の四国電力サービスと併用することで格安月額となります。また、どなたでも利用できる「ステップ2コース」でも充分に相場より安くインターネットを利用できます。 |
・電気との同時利用で業界トップクラスの格安料金へ(でんきといっしょ割)。 ・ネットと光電話のセット利用でWi-Fiルーターレンタル無料。 ・セキュリティ5台まで無料。ノートン。 ・ピカラ光てれびは各地のケーブルテレビ会社が提供。料金や内容は各社ごとに異なる。 |
【▼モバイルセット割について】
●auスマートバリュー・・・対象光回線とのセット利用でauスマホが毎月550円 or 1,100円割引。
●ドコモ光セット割・・・ドコモ光とのセット利用でドコモスマホが毎月550円 or 1,100円割引。
●おうち割光セット・・・対象光回線とのセット利用でソフトバンクスマホが毎月550円 or 1,100円割引。
●UQ自宅セット割・・・対象光回線とのセット利用でUQスマホが毎月最大858円割引。
●NUROモバイルセット割・・・対象光回線とのセット利用でキャッシュバックあり。
3、安い光回線ランキング外2025年
ではここからは[マンション向け]安い光回線ランキング外(11位以下)の一覧紹介です。
今回は「初回契約期間の実質月額」によるランキングとなっておりますので、割引やキャッシュバックが大きくモノをいう形です。一方で、2年4年6年・・と長く使っていくほど下記にありますような基本月額の安い光コラボレーション回線のほうがお得となる場合があります。その点はご承知おきくださいませ。

・GMOとくとくBB光1Gマンションプラン・・・基本月額3,773円
・おてがる光1Gマンションプラン・・・基本月額3,773円(IPv6オプション料金を含む)
・エキサイトMEC光1Gマンションプラン・・・基本月額3,850円|初期費用完全無料
・ドコモ光1Gマンションプラン・・・実質月額3,913円(計算式省略)|CB15,000円
・楽天ひかり1Gマンションプラン・・・基本月額4,180円|新規の方は工事費無料
・J:COM NET光1Gマンションプラン・・・基本月額5,280円
・eo光ネットマンション1Gコース・・・基本月額5,447円
・BBIQマンション1G・・・基本月額4,510~6,380円(建物内加入者数で月額変動あり)
・フレッツ光ネクストマンション1G・・・実質月額5,005円~[ほぼ法人向け]
4、マンションの光回線契約前に確認すべき4つのポイント(注意点)

マンションで光回線を使う場合、事前に確認しておきたい大切なポイントがいくつかあります。これらの確認を怠ると用途に合う快適なインターネット環境を構築できなかったり、本来不要のはずだった追加費用がかかってしまったりなどマンションならではの思わぬトラブルに見舞われる可能性もあります。
本項で解説するポイントをしっかりと確認しておくことで後悔のない光回線契約が可能になります。
1、配線方式・通信速度を確認する

まずはマンションの光回線契約で最もミスしやすいといっても過言ではない「配線方式と通信速度」の確認です。現在日本の集合住宅で使われている光回線の配線方式は下記3種類があります。ネット用途にもよりますが、通信速度の出ない配線方式の光回線を契約してしまったことで、ご自宅のネット環境に不満を抱える結果になってしまった方々は少なくありません。
ただし、設備導入済みマンションでは当然ながら配線方式はすでに決まっており選べませんので、ここでは配線方式と通信速度を確認して安心した上で申し込むことが目的です。その際もし通信速度に満足できそうにない場合には、ホームルーターなど別の手段でインターネット環境を構築することをお考えになったほうが良いでしょう。
【▼集合住宅で使われている光回線配線方式】
- VDSL方式・・・最大100Mbps。光ファイバーと電話回線を併用する方式。速度は3方式では最も遅い。
- LAN方式・・・最大100M~1Gbps。光ファイバーとLANケーブルを併用する方式。古いLAN規格だと最大100Mbpsと遅い。
- 光配線方式・・・最大1Gbps。全て光ファイバーケーブルを使用する方式。最も高速な通信が可能。
2、利用できる光回線かを確認する
各種光回線は提供エリアが決まっています。光回線をマンションプランで契約したい場合は、お住まいのマンションにどの種類の光回線設備が導入されているのかを確認しておく必要があります。
例えば、NTTフレッツ光の設備が導入済みのマンションの場合、契約先はNTT光コラボレーション回線の中から自由に選べるケースもあれば、建物全体として特定の光コラボレーション事業者と提携済みになっていて、その提携済み光コラボレーション回線しか選べないケースもあります。
ご希望の光回線が利用できる光回線か否かはそれぞれ下記手順で調べるか、管理会社や大家さんに導入済み光回線について問い合わせる方法があります。
【▼各種光回線の提供可否の確認方法】
- NTTフレッツ光・光コラボレーション・・・NTT西日本 or NTT東日本の公式Webサイトで郵便番号等を入力する
- auひかり・・・auひかりマンション公式サイトで郵便番号等を入力する
- NURO光・・・NURO光公式サイトのお申込みページで郵便番号等を入力する
- 地域限定回線・・・各回線公式サイトのお申込みページで郵便番号等を入力する
3、開通工事について確認する

マンションで光回線を契約する場合の開通工事の内容は建物の状況によりいくつかのパターンに分かれます。開通工事に関する確認すべきことには下記があります。
【▼光回線の開通工事で確認すべきこと】
- 工事の有無・回数
- 工事費用とその支払方法
- 工事にかかる時間と立ち合いを要する時間
1、マンションでお部屋まで回線が通っていない場合は必ず開通工事があります。ほとんどの光回線の開通工事は1回で済みますが、一部の光回線・プランでは2回工事が必要な場合があります。
2、工事費用に関しては、光回線マンションプランの場合の工事費用相場は大体16,000円台から30,000円程です。ただし現在は毎月の工事費分割払いかつ相当額割引により「工事費実質無料」としている光回線が多いです。工事費用がかかる光回線なのか否かは必ず確認しておいたほうが良いでしょう。
3、光回線の開通工事にかかる時間は通常1~2時間程が目安とされますが、建物の共用スペースまで回線設備が導入されている「インターネット対応」マンションの場合は1時間~1.5時間程で済みます。
立ち合いを要する時間は工事担当者が光コンセントやルーターの設置場所を確認・決定するために通常1時間程度とされますが、屋内工事している間は基本立ち合うと考えておいたほうが良いでしょう。
4、短期解約時のリスクを確認する
引越し予定があるなど何かしらの理由で短期解約するかもしれない場合は特に、その際のリスクについても知っておくべきです。光回線は2or3年契約の自動更新であるケースが多く、契約期間内に解約すると違約金が発生します。工事費分割払い期間中の解約では工事費残債も発生します。解約時に回線撤去が求められる光回線もあります。
【▼解約時に発生しうるコスト】
- 違約金・・・契約期間中に光回線を解約すると違約金が発生します。相場に関しては、2022年7月以降契約分の解約では各サービスの月額が上限となりました(電気通信事業法改正)。一方、2022年6月以前契約分の解約は依然高額な違約金が発生する場合があります。
- 工事費残債・・・工事費分割払い期間中の解約では工事費残債の一括請求がきます。
- 設備撤去費用・・・ほとんどの光回線マンションプランの解約時は設備残置あるいは任意での撤去となるため、設備撤去費用がかかるケースは少ないです。ただ、物件退去時に管理会社や大家さんから設備撤去を求められることがあります。設備撤去費用の相場は1~3万円程。
5、特定の光回線が契約不可だった場合
何かしらの理由でお望みの光回線が契約不可となることがあります。その場合は契約できなかった原因を特定し、状況やご希望に合った最適な方法を選択すると良いでしょう。その際の選択肢としては下記があります。
①別の種類(提供エリア)の光回線
②ホームルーター・ポケットWi-Fi
③CATVインターネット
④スマホのテザリング
①別の種類(提供エリア)の光回線

光回線には「NTT光コラボレーション」「auひかり」「NURO光」「各地域限定の電力会社系回線」「光回線も併用したCVTVインターネット(下記も参照)」といった種類があります。いずれかの光回線が提供エリア外や建物事情等で利用できなかった場合は、他の種類の光回線も検討してみると良いでしょう。
②ホームルーター・ポケットWi-Fi
光回線自体が使えないケースの代替案として最も有力なのがホームルーターやポケットWi-Fiです。これはどちらも工事不要かつモバイル回線を使う通信サービスなので、地域や建物事情等に関係なく利用できます。
ホームルーターは機器が届き次第自宅のコンセントに繋いでWi-Fi設定をするだけで即利用可。現在携帯大手4社が提供する5Gホームルーターであれば、以前はかなり厳しかった「3日で上限10GB」等の通信制限も今はほぼなくなっています。光回線よりも速度や安定性には劣る可能性がありますが、それでも充分快適な高速通信が可能です。注意点としては、契約した住所の屋内でしか利用できないことが挙げられます。
ポケットWi-Fiは持ち運び可能な小型のWi-Fiルーターであり、ホームルーターと違って場所に縛られず自宅でも外出先でもどこでも持ち運んで利用できます。こちらの注意点としては、未だデータ容量の制限がある場合が多い点です。
③CVTVインターネット
CATVインターネットは各地のケーブルテレビ会社が提供するインターネット回線です。有名どころはJ:COM。光回線よりは速度が落ちるケース(プラン)が多いですが、例え光回線が引けない地域でもケーブルテレビが提供されていればインターネットも契約できる可能性があります。
④スマホのテザリング
「テザリング」とはスマートフォンをルーター代わりにして他の端末をインターネットに接続できる機能です。テザリングはその機能の付いたスマホさえお持ちであれば誰でも手軽に利用できるメリットがある反面、テザリング利用時のスマホは通常よりもバッテリーを消費すること、基本的に光回線よりは通信速度が劣ること、お使いの携帯キャリア・プランによってはテザリング容量制限があることなどのデメリット・注意点もあります。
そのため、一般的にはテザリングは外出先で利用するもの、自宅の固定回線代わりとしては一時的な対処法として認識されています。しかしながら、そうしたデメリットの多くはお使いの携帯キャリアやスマホ機種をしっかりと選択することで実は充分クリアできるものです。結論からいいますと、私のおすすめの組み合わせとしては下記。
・楽天モバイル[Rakuten最強プラン] + テザリング機能付き&バッテリー容量5000mAh以上のスマホ機種
上記組み合わせであればスマホのテザリングだけで自宅の固定回線代わりとしてある程度不自由なく使っていけるでしょう。通信費を節約したい方におすすめです。楽天モバイルのRakuten最強プランは上限月額3,278円税込でデータ容量無制限、かつテザリングも無制限で利用できます。
選ぶスマホ機種に関してはテザリング機能が付いているのは当然として、バッテリー容量5000mAhある機種であれば基本的にはMAX充電された状態で朝から晩まで丸一日テザリングだけで一般的なパソコン作業が可能となります。筆者検証済み。あとはプラスアルファとして、スマホは省電力性能の高いプロセッサー搭載機種を選ぶのもおすすめです。
6、おわりに
マンションで契約できる光回線は物件ごとに制限されていたり決まっているケースが多いので、中々自由に契約先を選ぶことはできません。ただ、申込できる回線の種類は決まっていても、契約が必要な光回線は代理店サイトやプロバイダサイトからから申し込むことでお得な特典を受け取れます。
本記事でご紹介させていただいたマンションで安く使える光回線情報がお役に立てば幸いです。
それでは今回はこの辺で。
お読みいただきありがとうございました。