【用途別】光回線の速度比較|100Mbps・1ギガ・5ギガ・10ギガで何がどこまで快適になる?

タク
ITマニア

こんにちは、タクです。
今回は光回線の用途別推奨速度の目安について見ていきます。光回線は「とりあえず速ければOK」ではなく、用途に合った速度帯を選ぶことでコスパも使い勝手も大きく変わります。

1、【結論】光回線の速度帯と「快適」と感じる目安

まずは光回線の各速度帯と対応する用途について見ていきます。

  • 100~300Mbpsクラス: 一人暮らし~少人数でのWeb・動画中心。コスパ重視向け。J:COM等ではよく無料提供もされている。
  • 最大1Gbpsクラス: 家族利用・4K動画・オンラインゲーム・リモートワークまで幅広く無難な標準プラン。迷ったらここ。
  • 最大5Gbpsクラス: 同時接続が多い家庭、複数台で4K視聴や大容量DLが重なる環境向けの上位プラン。
  • 最大10Gbpsクラス: 配信者・クリエイター・ヘビーゲーマー・大容量ファイルを日常的に扱う方向けの最上位プラン。

2、【速度帯別】適したネット用途の比較表|100Mbps・1Gbps・5Gbps・10Gbps

下り速度を前提に、「快適さの目安」となる速度と代表的なネット用途をまとめます。

回線プラン想定実効速度の目安向いているネット用途例
100M~300Mbpsプラン30〜100Mbps程度(ベストエフォート1Gbpsの一部を使う/VDSL・CATV・安価プランなど)① Webサイト閲覧・SNS(複数台でも概ね快適)​ ② YouTube・NetflixのフルHD(2〜3台同時も可) ③ オンライン会議(1〜2人のテレワーク) ④ 一般的なオンラインゲーム(FPSでも最低限プレイ可) ⑤ スマホ・タブレット含めた3〜4台程度の同時接続
1Gbpsプラン実効200〜600Mbps程度が多い① 4K動画視聴(複数台で同時再生も余裕) ② オンラインゲーム+動画視聴+ダウンロードが同時でも安定 ③ 複数人でのオンライン会議(在宅勤務+家族の利用) ④ 大容量ゲームのダウンロード時間短縮(数十GBクラス) ⑤ クラウドストレージへのアップロード・バックアップ
5Gbpsプラン実効1〜3Gbps台を期待(環境次第)① 家族全員が4K動画視聴+オンラインゲーム+テレワークを同時利用 ② PS5やPCゲームの100GB級アップデートを短時間で完了​ ③ 高画質ライブ配信(フルHD〜4K)+別PCで視聴・作業も同時に安定​ ④ 写真・動画データをクラウドに大量アップロードするクリエイター作業​ ⑤ スマートホーム機器多数+PC・スマホ・TVなど10台超の常時接続
10Gbpsプラン実効2〜5Gbps以上も狙えるハイエンド① 4K〜8K動画の配信・視聴を複数ストリーム同時にこなす ② eスポーツ志向の本格FPS・格ゲー環境(回線の頭打ちを避けたい層) ③ 4Kライブ配信+録画アップロード+別ゲーム配信などの同時進行​ ④ 数百GB〜TB級の動画編集データをクラウドやNAS間で頻繁に転送​ ⑤ SOHO・小規模オフィスレベルの同時接続・トラフィックを家庭で処理

3、利用シーン別の速度目安(なぜその速度が必要か)

ここではネットの利用シーン別速度の目安について詳しく見ていきます。各用途単体では実はそれほど速度は必要ありませんが、複数の用途が同時に走ったり安定性を求めた際に、必要となる速度プランが見えてきます。

1、動画視聴(VOD/配信サービス)

  • SD〜HD(フルHD)視聴
    • 必要速度: 3〜5Mbps程度/1ストリーム。
    • 100Mbpsあれば複数台で同時再生しても十分な余裕があります。
  • 4K視聴
    • 必要速度: 25Mbps程度が推奨、安定運用はその数倍(100Mbps超)あると安心。
    • 家族で複数台4K視聴するなら、実効200Mbps以上を狙える1Gbpsプランが現実的です。

2、オンラインゲーム(FPS・MMOなど)

  • 必要速度の目安:下り30〜100Mbps、上り30Mbps以上。
  • 重要なのは速度よりもPing値で、1〜15ms程度なら対戦プレイも快適とされています。
  • 1Gbps以上の光回線なら、実測値200〜800Mbpsでオンラインゲームには十分で、回線以外(ルーター・Wi‑Fi・配線)の最適化がボトルネックになるケースが多いです。

3、オンライン会議・ライブ配信

  • オンライン会議(Zoom等): HD画質で上り6Mbps以上、フルHDで6〜8Mbps以上推奨。
  • ライブ配信(YouTubeなど)
    • HD配信: 上り10Mbps前後あれば安定。
    • 4K配信: 安定運用には40Mbps以上の上り速度が必要。
  • 4K配信+別の端末で動画視聴やDLも走らせるなら、1Gbps〜5Gbpsクラスが現実的です。

4、速度帯別おすすめとなる人

速度帯別におすすめとなる人について見ていきます。できるだけ月のコストを抑えたい方ほどここの見極めがかなり大切となります。

1、100Mbpsクラスが向く人

  • 一人暮らし〜2人暮らしで、主用途がWeb・SNS・動画視聴(フルHD中心)。
  • オンラインゲームは遊ぶが、アップデート時間に多少の余裕は許容できる人。
  • 月額料金をできるだけ抑えたいライトユーザー。

2、1Gbpsクラスが向く人

  • 家族での利用や、複数台での4K視聴・オンラインゲーム・テレワークが同時に発生する家庭。
  • 「とりあえず速度で困りたくない」人、固定回線は1本で全部賄いたい人。
  • ゲームの大容量アップデートやクラウドバックアップ頻度が高いユーザー。

3、5Gbps・10Gbpsクラスが向く人

  • 5Gbps:
    • 10台以上の接続機器が常時ネットに繋がっているスマートホーム。
    • 家族の同時利用+ゲーム+配信+大容量DLが頻発し「混雑時間帯でもビクともしない環境」を求める人。
  • 10Gbps:
    • YouTubeやTwitchなどで4K配信を行う配信者、映像・写真クリエイター。
    • TB級データを扱う動画編集・DTP・CADなどのクリエイティブワークを自宅で行う人。
    • eスポーツレベルでの安定性・余裕を重視するヘビーゲーマー(回線を原因にした遅延を極力排除したい人)。

5、おわりに

光回線は一度回線の種類や速度を決めて申し込んでしまうと後々変更するのが難しくなったりかなり手間になったりするケースがあります。ゆえにできるだけ最初の時点で無難な選択をしておきたいものです。

個々の用途に合った光回線や速度を選ぶことでそれらを変更する必要はなくなり、ご自身にとってコスパの良い最適なネット環境を得ることができます。今回の記事がそのお役に立てれば幸いです。

それでは今回はこの辺で。

お読みいただきありがとうございました。

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