光回線マンション向けおすすめ3選|格安回線を探す手順も解説

マンション・集合住宅向けの安い光回線をお探しですか?
日本の光回線は大きく分けて現在5種類存在します(詳しくは記事後半へ)。また、同じ回線でも申込める窓口が回線元・プロバイダ・受付代理店と3種類あり、窓口次第で月額やキャッシュバックの有無など損得に違いがあります。
また、最終的な損得の違いは少なくとも、一部の光回線では窓口次第で例えば下記のような違いがあります。
- 高額のキャッシュバックが受け取れる代わりに、月額料金が高い窓口。
- キャッシュバックがないもしくは少ない代わりに、月額料金を抑えて安く使っていける窓口
どちらもトータルコストはさほど変わらない場合が多いですが、ユーザーにとっては比較的2の方が人気があります。いずれ返ってくる分をわざわざ支払っておく意味も分かりませんからね。この記事では後者2に絞って月額が安くてお得なマンション向け光回線プランについて解説します。
なお、ここでは手っ取り早くお得な回線を知りたい方向けに本題のランキングから紹介させていただきますが、探す際の手順・考え方については「2、マンション向けの安い光回線の探すおすすめ手順」で詳しく解説しています。本ランキング意図でもある内容ですので最後にぜひご覧ください。
Contents
1、光回線マンション向けおすすめ3選-2022年
1、auひかりマンション・・・月額2,200円~

- 提供エリア: ほぼ全国
- 契約事務手数料: 3,300円税込
- 工事費: 実質無料(工事費相当額を毎月割引)
- 月額料金: 2,200円税込~
- 無線LANルーターレンタル料: 通常月額550円税込
- タイプ: マンションギガ/ミニギガ/都市機構/都市機構G/タイプE/タイプF/タイプG/タイプV (各タイプで「8契約以上」「16契約以上」の区分け有り。)
・・・auひかりマンションは2年契約で上記タイプがあります。お住まいの物件ごとにすでに各タイプ専用設備が導入済みの為、どのタイプでの契約になるかは物件ごとにすでに決まっています。調査したところ、料金は一番安いタイプVの16契約以上が月額2,200円で、現在都市部の集合住宅物件の大半を占めています。次に多いのがタイプG、そしてタイプEです。その他のタイプの適用物件はほとんどありません。
通信速度に関しては、マンションギガ・ミニギガの2タイプが下り最大1Gbps。都市機構G・タイプGの2タイプが下り最大664Mbps。残りのタイプは全て下り最大100Mbpsです。auひかりマンションを検討されてる方はまず下記よりどのタイプになるかを確認してみてください。
>>auひかりマンション「ご利用できる提供タイプの確認」ページ
【▼auひかりマンションのおすすめ受付窓口】
- GMOとくとくBBのauひかりマンション ・・・ひかり電話を契約する方向け。無線LANルーターレンタル料・ひかり電話基本料込みで月額2,860円よりOK。
- So-netのauひかりマンション ・・・ひかり電話を契約しない方向け。月額2,200円から。無線LANルーターレンタル料(月額550円)を含めて最安の月額2,750円よりOK。
2、NURO光 for マンション・・・月額2,090円~

- 提供エリア: 北海道、関東、東海、関西、中国2県(広島・岡山)、九州2県(福岡・佐賀)
- 契約事務手数料: 3,300円
- 工事費: 実質無料(相当額割引より)
- 月額料金: 2,090~2,750円税込
- 無線LANルーターレンタル料: 無料(月額料金に含む)
- プラン: M2T(3年契約)/M2D(2年契約)/M2(契約期間の約束なし)
NURO光forマンションは専用設備導入済みの集合住宅にお住まいの方が申し込める光回線で、今はまだ比較的新しい物件に限られます。月額料金は建物内の利用者数次第です。6名以下であれば月額2,750円。そして‥7名、8名、9名と増えるにつれ安くなり、10名以上で月額2,090円です。まずはお住まいのご住居にNURO光forマンションが提供されているかを下記より調べてみてください。お申し込みもこちらより可。
NURO光forマンションは光回線で多い“契約期間内の月額割引”という形ではなく、建物の利用者数に応じてそもそもの基本月額が安く設定される光回線です。ゆえに2年もしくは3年間の最低利用期間終了後に契約を更新したのちも、利用者数等の条件が変わらない限りずっと同じ月額料金で利用していくことができます。ここがauひかりとは違います。
NURO光forマンションが申し込み不可な方には、単体で回線を引くため月額は高くなりますが、引き換えにキャッシュバックが受け取れる下記NURO光G2Vもおすすめです。上記提供状況の確認ページで「NURO光」申込み可能と出れば下記ページからのお申込みでキャッシュバックを受け取ることができます。
- NURO光G2V(3年契約)・・・月額5,200円、キャッシュバック4万円以上有り。
3、GMO光アクセス・・・月額3,773円

- 提供エリア: 全国
- 契約事務手数料: 3,300円
- 工事費: 実質無料(相当額割引より)
- 月額料金: 3,773円税込
- 無線LANルーターレンタル料: 無料
GMO光アクセスは通信大手GMO提供で光コラボレーションの1つ。提供エリアはほぼ全国。下り最大1Gbpsの高速回線にも関わらず基本月額が業界最安級なので、比較的長く安く使っていける光回線をお探しの方にイチ押しの光回線です。マンションプランは月額3,773円税込からご利用OK。工事費は毎月の工事費相当額割引により実質無料、無線LANルーターレンタル料も無料です。
ただ、一点注意しておきたいのは工事費残債の支払いです。ここはいつ解約しても解約金がかかることはありませんが、解約時に工事費残債がある場合はそれを一括で支払う必要があります(どこの回線も同じです)。ここの工事費は60回分割払いとなっていますので、利用開始5年未満で解約すると工事費残債が発生することになります。その点はご注意ください。
- GMO光アクセス・・・月額3,773円税込。契約期間の縛りなし。
2、マンション向けの安い光回線を探すおすすめ手順
日本の個人向け光回線は大まかに分けて下記5種類があり、5以外はマンション(集合住宅)向けプランが用意されています。5はケーブルテレビ各社で違います。
【▼全国の光回線と各集合住宅向けプランの月額料金】
- auひかりマンション ・・・月額2,200円~
- NURO光forマンション ・・・月額2,090円~
- 光コラボレーション ・・・月額3,000円台半ば~
- 電力会社系光回線(各地域限定) ・・・比較的安いeo光(関西)の場合、割引キャンペーン適用時は月額3,000円台前半~
- ケーブルテレビ会社の光回線 ・・・大手JCOMの場合、ネット単体だと月額4,000円~
集合住宅にお住まいの方が安く使っていける光回線を契約したい場合、下記手順で見ていくのがおすすめです。
- まずは最も安い可能性のある「1.auひかりマンション」「2.NURO光forマンション」の提供状況を確認する。それぞれ提供されていれば通信速度と料金で比較して納得のいく回線・プランを検討する。
- 次に安い種類の「3.光コラボレーション」を検討する。ここでは安さと通信品質の良さで今注目のGMO光アクセスをおすすめしています。
- 各地域限定となる「4.電力会社系光回線」や「5.ケーブルテレビ会社の光回線」も確認してみる。これらは「地方名+光回線」や「地域名+ケーブルテレビ+光回線」等のキーワードでGoogle検索すると出てきます。電力会社系光回線は種類により安いところもありますが、ケーブルテレビ会社はユーザー個人で契約しようとすると比較的高い傾向にあります。これらは最後に一応の確認として見てみると良いでしょう。
マンション向けの光回線で安さ第一にお探しの場合、auひかりかNURO光のどちらかが適用プラン・タイプ次第で最も安くなる可能性があります。ただauひかりマンションは、安いタイプ適用の場合通信速度が現在の標準速度下り最大1Gbps(=1000Mbps)より遅くなります。詳しくは上記「1、auひかりマンション」へ。
下り最大100Mbpsのタイプでも基本的にネット動画やSNSの利用はストレスなくできる充分なスペックですが、他の用途があったり心配な方は他の回線を検討しましょう。
次に光コラボレーションです(以下「光コラボ」)。光コラボはNTT東西のフレッツ光回線の卸売りを受けた通信企業各社が提供する光回線を指すもので、現在は500社以上から提供されています。
ドコモ光とソフトバンク光が光コラボ全体の7割以上のシェアを占有。シェアが集まる理由は、各社とも自社ブランド携帯とセットで利用すると携帯料金が値引きされるモバイルセット割があるからです。各社の携帯ユーザーの方はこちらも検討してみると良いでしょう。
auひかり等と違って光コラボは基本的にどこのサービスも標準プランで通信速度1Gbpsとなっていますので、こちらは速度が遅いかもと心配する必要はありません。一部例外の回線はあります。
光コラボレーションの中では、2021年現在上記GMO光アクセスが月額・トータルコストの安さと高速回線の面から最もおすすめです。マンション向けのお得な光コラボをお探しの方は上記「3、GMO光アクセス」をぜひ検討してみてください。
そして最後に電力会社系光回線や地元のケーブルテレビ会社の光回線も確認しておくと良いでしょう。電力会社系光回線は地方別に次の5種類が有ります。関西のeo光、東海のコミュファ光、四国のピカラ光、中国のメガ・エッグ、九州のBBIQ。
電力会社系光回線の月額料金は基本高くなるケースが多いです。eo光はお住まいの物件次第で割引キャンペーン適用の有無があります。その他の回線はホームページ上安く謳っていても、無線LANルーターレンタル料等の大抵必要とする料金を含めるとマンションプランであってもどこも確実に月額4,000円以上にはなってしまいます。
ケーブルテレビ会社の光回線に関しては、各社のケーブルテレビとセットで利用することで幾分お得料金になるものなので、ケーブルテレビを視聴する方には選択肢の1つです。ケーブルテレビを観ない方・ネット単体で契約したい方には高くなるので基本向きません。
以上。
最後までお読みいただきありがとうございました!