長期利用向け光回線安さNo1はGMO|格安光回線の長期コスト比較ランキング
こんにちは、ITマニアのタクです。
こちらの記事では格安光回線の中から最長10年まで継続して使った場合に最も低コストで済むところをご紹介します。結論その第1位はGMOとくとくBB光miniでした。2位以下は記事内にて。
Contents
1、格安光回線の長期コスト比較ランキング2024年
こちらでは比較的月額の安い光回線の中で長期利用した場合に低コストで済む順にランキング形式でご紹介しています。
光回線マンション(リンクはスクロール) | 2年 | 4年 | 6年 | 10年 |
---|---|---|---|---|
①GMOとくとくBB光mini 【契約料3,300円,月額3,300円,CB5,000円】 | 82,500円 | 161,700円 | 240,900円 | 399,300円 (実質394,300円) |
②auひかりマンション 【タイプV16・GMOの場合。契約料3,300円,初月無料,月額4,180円(光電話込み),CB最大84,000円】 | 99,440円 | 199,760円 | 300,080円 | 500,720円 (実質416,720円) |
③So-net光S 【契約料3,500円,工事費29,040円,月額3,400円,6カ月無料キャンペーンを適用】 | 93,740円 | 175,340円 | 256,940円 | 420,140円 |
④NURO光マンション 【契約料3,300円,月額3,850円,CB25,000円】 | 88,550円 | 180,950円 | 273,350円 | 458,150円 (実質433,150円) |
⑤@スマート光 【初期費用無料,月額3,630円】 | 87,120円 | 174,240円 | 261,360円 | 435,600円 |
⑥GMOとくとくBB光 【契約料3,300円,月額3,773円,CB5,000円,ルーターレンタル無料,3年後そのままプレゼント】 | 93,852円 | 184,404円 | 274,956円 | 456,060円 (実質451,060円) |
⑦excite.MEC光 【初期費用無料,月額3,850円,2~12ヶ月目253円月額割引】 | 85,767円 | 178,167円 | 270,567円 | 455,367円 |
⑧おてがる光 【契約料3,300円,月額3,608円,IPv6オプション165円/月】 | 93,852円 | 184,404円 | 274,956円 | 456,060円 |
・各種格安光回線のマンションプランを2年、4年、6年、10年目まで使った場合のコスト総額を記載しています。
・各社とも開通月にかかる日割り料金は申込日により変動するので除きます。
・CB=キャッシュバック。
・各社10年目の「実質」欄にのみCB額等を相殺した実質的なコスト総額を記載しています。
・
2、長期利用向け光回線安さNo1はGMO
上記比較ランキングの結果、長期利用時に最も低コストで済む光回線No1はGMOとくとくBB光miniという結果になりました。以下各社の詳細です。
1、GMOとくとくBB光mini
長期利用時の低コストNo1-GMOとくとくBB光miniは通信最大手の1社GMOグループの光回線GMOとくとくBB光の下位プランです。上位プランと同じ下り最大1Gbpsかつv6プラス対応のmini専用帯域で提供され、月額3,300円という業界トップクラスの格安月額設定となっています。
主に夜間など通信が混雑した時間帯に速度制御することでこの低価格が実現しています。日中はほとんど影響はなく高速通信が可能。もし通信環境に不満が出てきた場合には会員ページからの簡単手続きで最短当日に上位プランである通常のGMOとくとくBB光(月額3,773円)への変更が可能です。
2、auひかりマンション
auひかりマンションは4キャリアの1つKDDI提供光回線auひかりのマンション向けプランです。全8種類あるタイプ[G,V,都市機構,都市機構G,E,F,ギガ,ミニギガ]と利用戸数次第で月額は3,740~5,500円の範囲で設定されています。現状ほとんどの建物ではタイプG・Vが多くなっており、どちらも8契約以上で月額4,510円、16契約以上では月額4,180円です。
このようにauひかりマンションの基本月額は決して割安なものではありませんが、申込む窓口次第で高額キャッシュバックが受け取れることで格安光回線と同レベルの実質コストとなるため当記事に含めています。また、8種類あるタイプのうちある程度速度の出るおすすめのタイプは下記4つのみ。
- マンションギガ・・・下り最大1Gbps
- マンションミニギガ・・・下り最大1Gbps
- タイプG(G契約)・・・下り最大664Mbps
- 都市機構G(DX-G)・・・下り最大664Mbps
あとは全て下り最大100Mbpsの低速タイプです。もし上記4つ以外のタイプが適用となる場合、速度に多少なりともこだわりたい方は他の種類の光回線を検討されるのが良いでしょう。
>>auひかり(GMOプロバイダ・CB84,000円)はこちら
3、So-net光S
So-net光Sはソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供する光コラボレーション「So-net光」のS・M・Lと3つあるプランの中の下位プランで1G・月額3,400円。一般的なドリンクのサイズに見立てられています。プロバイダはもちろんSo-net。
6か月間無料キャンペーンを現在長期で実施中ですが、他社と違い工事費が2年間の分割払い形式で普通にかかるので、初めの2年間は総じて他社格安回線とそう変わらない料金が発生します。6カ月~23カ月目はむしろ世のマンションプラン相場より高めです。
しかし2年経過後からはずっと格安月額3,400円のみで利用していくことができ、10年以上使っていけば上記GMOのauひかりよりもコスト総額は安く済むようになります。
So-net光SはSプラン専用帯域でサービス提供されるため夜間混雑時には速度が低下しますが、日中通常時は快適にネットを利用できます。使いながらプランの切り替えも可能なので、迷ったらまずはSプランから始めてみるのがおすすめです。
4、NURO光マンション
NURO光はSo-net光同様ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社提供。標準で下り最大2Gbpsの超高速独自回線です。NURO光のマンションプランは2024年10月より開始された新プランで月額3,850円。プロバイダはSo-net。
こちらは契約期間の縛りがないのでいつ止めても解約金はかかりません。また、提供エリアが下記地域に限られる点も注意しておきたいところです。
北海道、東北3県[宮城,福島,山形]※、関東、東海、関西、中国2県[広島,岡山]、九州2県[福岡,佐賀]
(※東北3県は10ギガのみ提供)
5、@スマート光
@スマート光は株式会社NEXTが提供する光コラボレーションです。1Gで月額3,630円~。プロバイダは@スマート。光コラボなのでフレッツ光同様に提供エリアは日本全国。契約期間がない格安月額の回線なので比較的気軽に契約して使っていけます。
一点注意点として、快適な通信環境を得るためには必須となるv6プラスが@スマート光では無料のオプション扱いのため要申込みです。さらにv6プラス対応ルーター(有料レンタル)も必要です。
6、GMOとくとくBB光
GMOとくとくBBは通信大手GMOグループが提供する速度評価の高い光コラボレーションです。プロバイダはGMOとくとくBB。通信速度1Gで月額3,773円~。こちらも契約期間の縛りがない光回線なのでいつ止めても解約金は一切かかりません。
1点だけ注意すべきこととしては「工事費実質無料」という点。これは基本工事費26,400円を3年間毎月の分割払いとし、毎月その相当額を割引く形で実質無料としています。もし3年以内に解約した場合にはその割引がなくなるため、解約時にその時点で残っている工事費残債を払わなければならなくなります。
基本的に「工事費実質無料」と謳っている光回線はこうしたシステムになっています。
7、excite.MEC光
excite.MEC光はエキサイト株式会社が提供する光コラボレーションです。プロバイダはBB.excite。1Gで月額3,850円~。こちらは初期費用が完全無料である点が大きな特長です。これは「事務手数料無料、標準工事費完全無料、初月無料」の3点からくるもの。
しかも注目すべきは標準工事費が実質無料ではなく「完全無料」であるという点です。しかも契約期間の縛りもなし。それゆえにいつ止めても工事費残債や解約金がのしかかってくることはありません。僕の知る限り、サービス利用開始時と解約時のコストリスクがこれほど抑えられている光回線は他にありません。
8、おてがる光
おてがる光は株式会社エクスゲート提供の光コラボレーションです。プロバイダ名もエクスゲート。こちらも11カ月間のご利用で工事費実質無料。契約期間の縛りもありませんので、その名の通りお手軽に契約と解約ができます。
一点だけ注意点です。おてがる光は1G・月額3,608円~と安くはあるのですが、v6プラスサービス(IPoE/IPv4 over IPv6)が月額165円の有料オプションとなっています。光コラボのご利用でv6プラスもしくはそれに類似するサービスの利用は、快適な通信環境を得るためには欠かせませんので、このオプション利用は必須です。
ゆえにおてがる光は実質1Gで月額3,773円となり、GMOとくとくBB光と同じ月額となります。
3、まとめ
まとめです。
長期利用時に最もコストがかからない光回線第1位は、月額3,300円の「GMOとくとくBB光mini」となりました。オンラインゲームやオンライン会議、動画配信などで夜間の通信環境にもこだわりたいような方でなければ、大抵の方はこのGMOとくとくBB光miniで充分すぎるほどの通信環境を得ることができます。
もし不満が出てきた際にはいつでも上位プランである通常のGMOとくとくBB光へ切り替えることができますから安心です。光回線のコストにお悩みの方は当記事をご参考に、GMOとくとくBB光miniのご利用を検討なさっていただければと思います。
それにしても「GMOとくとくBB光mini」と「GMOとくとくBB光」とでは10年間のコスト総額が約55,000円ほども違ってくるとは私も今回少し驚きました。
それでは今回はこの辺で。
ご覧いただきありがとうございました☺